※同じタイプでも多少の誤差があるので参考程度に留めておいて下さい。 ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『トドロキ・ライカ』。アルケミーの対タナトス派遣部隊に今期より入隊した新人アルケミスト。 訓練成績は最上位だったものの、模擬戦での戦績は悪く、正規部隊の補欠要因として登録されていた。ところが先日、同部隊の隊長『アテナ・ライトニング』の意向により、正規隊員へと昇格する。 彼女は剣と銃を併用する変則的な戦術を用いるが、肝心の射撃精度は低く、まともに的に当たったことがない。
一般的な錬成術師の大半は、アルケミーでの座学や訓練を経て戦技錬成術師として登録される。ライカも例に漏れず、タナトスとの闘争に身を投じる覚悟をもって辺境都市からアルケミーへと渡ってきた。 彼女たちの進路は数多くあるが、中でも他の空中都市の救助や防衛に駆り出される『派遣部隊』は、多くの者にとって共通する『人を守るために戦う』という志望理由から人気の配属先となっている。 ライカ自身も、自分の空中都市に派遣された錬成術師の姿を見て、戦技錬成術師を志した一人だった。
ライカの所属する派遣部隊は『世界の守護者』と呼ばれているが、実際はタナトスの奇襲攻撃の後手に回ることがほとんどで、主な業務は破壊しつくされた都市ではぐれたタナトスを処理することが主となっている。 そして、正規の隊員になったライカの初任務も、そうした現場のひとつだった}。はぐれたタナトスの個体と相対して、破壊しつくされた街の惨状を目にして、彼女はようやく現実を目の当たりにする。 この世界は、戦争をしているのだと。
数多の錬成術師が浸食症状で覚悟を折られ、諦観を抱いて脱落していく。しかし、ライカは無我夢中で人を救う立場にしがみついた。彼女には才能も、突出した能力も、背負った過去すらもない。 自分が戦うことで少しでも明るい未来が切り開けるのなら――そんな決意さえも、彼女の引き起こした『使命感の増幅』という浸食症状の初期段階に過ぎない。 それでも、タナトスの襲撃を受けた時に抱いた『人を守りたい』という意思が、ライカを立ち上がらせる。そうして救われた命はいつか、彼女と同じように新たなる力として育まれていく。
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