※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『シラヌイ・カエデ』。とある研究者が事故で亡くなった際に発見された身元不明の少女。 調査の甲斐なく彼女の出生や来歴についての情報は全く見つからず、そのまま孤児院で育てられることとなった。 彼女の入れられた孤児院は聖炎都市にあり、同施設の出身者に火能美優や雷峰沙羅、特異錬成術師が名を連ねている。 人見知りで、初対面の相手とは上手くしゃべれない性格だが、同じ施設出身の『家族』には世話焼きでしっかり者な一面を見せる事もある。
その夢は、誰の夢か――知らないはずの光景。 緑に満ちた大地と、反映した文明。世界の全てが祝福され、あまねく幸福が人々を満たしていた。 全ての魂は大いなる存在のもと、深い絆で結ばれ、互いを理解し、尊重し合う。正しく理想郷とでも呼ぶべき世界。 しかし民は弱々しく、触れれば簡単に砕けてしまう硝子細工のようだった。 だからこそ力ある己が守ってやらなくてはならない……それは傲慢な想いではあったけれど、間違いなく『彼女』なりの愛情だった。
その夢は、誰の夢か――『彼女』は自分が高位の存在であると自覚していた。 遥かな昔、下位の存在など無価値だと吐き捨てたこともある。 けれど、■の■■が治めた世界で永い時を生きるうちに、次第に人を……そして愛を知った。 だからこそ、侵略者の手により民の命が摘み取られたことに憤り、我を忘れた。 誰に断りなくその花々を手折るのか――嚇怒した『彼女』の動きは精彩を欠き、 侵略者に一矢報いる事すら出来ずに焼き尽くされた。 そうして、彼女は遺灰の一粒すらも、弄ばれた。
私は、夢を見ていた――それは、ある理想郷のお話。優しくてけれど悲しい結末の御伽噺。 『彼女』はとても不器用だったけれど、とても、とても、皆を愛していた。そんな『彼女』が、私の憧れ。 強くて、気高くて……かっこいい人って、ああいう人を言うんだろうなって、そう思う。 だから私も……私なんかが思うことすらおこがましいのかもしれないけれど、少しでも『彼女』のようになりたい。 せめて、自分にとって大切な人を守れる私になりたい…… 夢の中のあなたにこんなことを言うのは変かもしれないけれど……お願いです。 どうか、見守っていて。
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