※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
10年間の冷凍保存期間を経て、腐食した99人の肉体のエナジーと適合した希少的存在。 バレンタインイベント当日、彼女は『愛天使(らぶえんじぇる)』と自らを呼称し、 同輩である御守梢を「嘘でしょうあなた……」と戦慄させるに至った。 本人の肉体年齢は低温延命実験により老化が抑えられてはいるものの、精神年齢は27歳である。 彼女は今、初恋に浮かれ、人生を謳歌していた。
愛乃ぴこは紛れもなく強者である。犠牲となった血肉の上に立ち、価値ある者として相応しい力を示し、 後進の雛を守り育て、力無き民の為に傷を厭わず、その上で恋を謳歌する。 寂静都市から亡命した特殊な立場にある彼女だが、その存在感は一部のアルケミストを惹きつけてやまない。 その行いは少々、戦時下とは思えない児戯に見えるが、彼女のもたらす希望は若き命に輝かしい未来を示し、 笑顔をもたらす。
血と臓物の温もりの中で目覚めた愛乃ぴこには、99種類の波長をもつ闇のエナジーがその肉体に宿っている。 そんな混沌とした状態にあるにも拘らず、彼女は激憤と鬱屈を狂人の振る舞いで隠しながら、 10年前よりも強大になった力を制御し、均衡を保っていた。 常人であればすぐにでも人格の崩壊と共にエナジーの暴走と融合による爆発を引き起こす状態でありながらも、 それを制御してるのは、偏に破壊しつくされた精神の上に塗り固められた『高潔なる精神力』によるものである。
10年前のタナトスとの大規模な戦闘と度重なるエナジー行使、そしてコールドスリープから目覚めた際の異形化により、 愛乃ぴこの寿命は確実に削られている。本来であれば引退勧告が出される状態ではあるが、それでも彼女は前線に立ち続けた。 弱き者の守護者たれ――最初期の戦技錬成術師として名乗り上げた際に定めた誓いは今も変わらず、強大な力は彼女の矜持を体現する。 その背中はきっと若い錬成術師の記憶に刻まれるだろう。その為に、彼女の命は生存するに値すると認められ、選ばれたのだから。
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