※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
練成術師登録名『ジェーネ・ダルケ』。元々は、ある空中都市の警護機関の一員だったが、ある時期に出奔し、以降どの組織にも所属しない流れの用兵として活動している。 警護機関にいた頃の評判は『公明正大で、どんな不正も許さない愚直な人』であったが、今は依頼料さえ支払えばどんな汚れ仕事でも遂行する。 ただし、彼女は依頼に対する報酬は必ず自分で決めており、法外な額を請求することもあれば、子供でも払えるようなはした金で依頼を受けることもある。
シェーナは強い正義感を持ち、誰よりもまっすぐで、いつも正しい行いを心掛けていた。 だからこそ練成術を学び、より多くの人を助ける正義の存在を目指した。 しかし、正義が常に報われるなど物語の中だけでなのだと彼女が思い知ることになる。 気宇壮大な想いを胸に地方都市の警護機関に配属された彼女は、そこで様々な地夫人を目の当たりにする。 権力者による様々な利権の占有、市民を守るべき警護機関の堕落、犯罪者との癒着、甘い蜜をすするための汚職――それらは、彼女ひとりで立ち向かうにはあまりに大きな暗闇だった。
彼女の所属していた地方都市の警護機関は、本来の役割を果たせないほどに腐敗していた。 けれど、そんな中でも彼女は力を持たず虐げられるばかりだった市民の為に、懸命に行動した。 共に戦う仲間などいなくとも、自分ひとりでも救える人はいるはずだから……そうして正しい行いをした先には、きっと報われる未来があるはずだから。 けれど、彼女の正しき清らかさは腐敗した心を持つ者たちにとって目障りなものであり……五年前に起きたタナトスによる襲撃の際、敵の群れの中心に取り残された彼女を救う者は一人もいなかった。
非道に染まった街で、彼女はたった一人正義を貫こうとした。だが、そんな彼女への報いは悪逆たる行いだった。 タナトスの襲撃に際し、市民を守るべく戦った彼女への救援は一切なかった。 守るべき者たちが自分の手が届く場所で屠られていく光景は今でも彼女の心の深くに焼き付けている。 正しさだけでは人は救えない。いつだって醜悪な存在こそが世に蔓延る。残酷な現実を前に彼女の正義は砕け散った。 空っぽになった胸を埋めるものを探し、彼女は今日もあてどなく彷徨う。
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