天穹ノ彼方の錬星郷「ソラカナ」攻略まとめ Wiki

錬成術師登録名『ゴクチ・ミイナ』。
優秀な研究者でありアルケミストの母を持つ才女。
現在は自立し、アルケミーの戦技錬成術の研究室を与えられ、革新的な研究を多く手掛けている。
彼女は旧世代の封鎖的な研究理念に疑念を抱いており、その姿勢を煙たがる人員もヘルメスに少なからず存在する。

母が優秀な研究者でありアルケミストでもあったため、その娘である水衣奈にも周囲から大きな期待を寄せられた。
しかし、自分とは関係のない理不尽な期待に応えることなく、水衣奈は家を出た。
彼女がアルケミストになったのも、一人で生きていく力を手に入れるため。
しかし心のどこかでは、母への尊敬の念が確かに存在する。

進化する大剣『レナトゥス』は、彼女の体験により常に生まれ変わる刃である。
戦闘中に武器の錬成術式を書き換え、迅速に敵の機能を止めるその戦闘スタイルは、敵との交戦時間を極端に短縮し、まさしく戦技錬成術のあるべき姿のひとつと言える。
彼女の胸の内には今も、非戦闘員でありながら自分を庇い傷ついた母への罪悪感が強く生き残り、それを償う為に『大切なものを守る力を持つ錬成術師』になろうと決意している。

幾度となく繰り返された新生への渇望は、エナジーの浸食により過剰な進化を彼女にもたらした。
剣は研ぎ澄まされ、戦闘に不要な感情は凍り付き、次第に『旧世代の一掃』という想いを暴走させていく。
ろうそくの火のように小さくなった母への尊敬、そして、親愛。
その温もりが次の新生で失われることがあれば、やがて彼女の身体は過剰な進化に耐えられず、自己崩壊を引き起こす。