※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
星石ガチャ 2017年2月28日追加
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『シマヅキ・シェナ』。数年前にタナトスの元から救出された錬成術師だが、攫われる前の記憶を全て喪失している。 その肉体は様々な改造を施されており、遺伝子情報から既に生来のものとは全くの別物となっているせいで、本来はどこの誰なのか、一切が判明していない。 そんな過酷な状況を感じさせないほどに、彼女の笑顔は慈愛に満ち、人の心を温かくする。
全ての記憶をタナトスに奪われ、肉体を改造された過去を持つシェナは、自分と同じ境遇の人間を一人として増やしてはいけないし、 今も自分のような目にあっている人がいるのならば救わなくてはと錬成術師として戦うことを決意した。 しかし、時折湧き出す不安は拭えない。 自分の中にある最初の記憶は、薄暗い施設で全身に繋がれたチューブから冷たい液体が注入される瞬間で……それが『終月シェナ』としての誕生の記憶で――考えてしまうのだ。 自分は本当に人間なのか。もしかしたらタナトスに作られた人間のような何かなのではないか、と。
時折、自分よりも小さな女の子の手を引いて歩く夢を見る。 相手の顔も見えないし、どこかも分からない……ただ、伝わる手のぬくもりだけは思い出せる。 そんな夢から目覚めた時、シェナはいつも涙を流している。だが、彼女にはその涙の意味すら分からない。 もしかしたら夢の中のあの女の子が、自分の出生を知る鍵になるかもしれない。けれど、どうすれば彼女を見つけられるのかも分からない。 手詰まりの状況の中でも、シェナは不安や戸惑いを周囲から包み隠すように微笑み、今日も自分ではなく誰かの為に銃を手に取る。
自分の為に戦う。シェナにはそんな当然のことが出来ない。彼女は自分という存在を見失っているのだから。 だからこそ、せめて今の自分に出来ることをしなくては、ここに居る意味すら失ってしまうという想いが彼女を戦いの場へと追い立てる。 そして戦うほどに、彼女の身体がエナジーに侵され、ただ一つだけ持っていた『手を繋いでいた女の子』の記憶すら、次第に削がれていく。 小さな手のひらの温もりを――いつか帰るべき場所への道しるべすら失った時、シェナは本当に、どこにも戻れなくなってしまうのだろう。
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マテリア考えないならちょっとでも補える守性に票を入れるなぁ。 -- 2017-05-12 (金) 10:34:22
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