※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『カザキリ・スズネ』。 元老院第六席・空之家の従者長を務める来歴不明の女性であり、屋敷の従者を取り纏める傍ら、 高い戦闘能力から交戦が予想される任務にも駆り出されている。 次期当主の光莉に性別を超えた歪な感情を向けており、それはもはや偏愛と呼ぶべきものとなっている。
数年前まで、鈴音は悠久都市で『首落念仏』と呼ばれる暗殺者として暗躍していた。 その名は、彼女の刃の切れ味が尋常ではなく、首を刎ねられた者が生き続け、 首が落ちるまでの間、彼女が含み笑いの籠った念仏を唱えたことに由来する。 その後、鈴音は1年間の空白期間を置いて、空之家の従者として登用された。 あらゆる面で有用な能力を持つ彼女だが、主である光莉が精神的にすり切れた姿を見ることを趣味としている為、 基本的に彼女の役には立とうとしない。
幼い頃、発展途上の地方都市に暮らす鈴音は貧しかった。 その日の糧にもありつけず、両親は流行り病に伏せている。 ある日、エナジー適性を持っていた彼女は愛する家族を救うため、とある研究所の非合法暗示実験へと参加した。 結果として、鈴音は痛覚と人の心を失い、表情は常に薄笑いで固定されてしまった。 その後、悠久都市で暗殺者としての性能試験に合格した彼女は空之家に出荷され、 空之光莉への従属と■■■■への処罰を命じられる。
空之家に出荷された鈴音はある日、空之光莉に対して劣情を抱く自分に気がついた。 たとえそれが商品としての鈴音に埋め込まれた『■■■■への殺意』であっても、 人の心を失った彼女にとっては自分に残された唯一の人間らしい欲望であり、拠り所となる。 故に、鈴音は光莉を裏切らず、傷付けず、従属する。 性欲に酷似した殺意をいつまでも抱き続けるためだけに、彼女は光莉の身を『自分以外の誰かの害意』から命を賭してでも守る。 歪な慕情が『殺意を増幅する』侵食症状へと変異して、取り戻したいと願った心が二度と再生できなくなったとしても。
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