※同じタイプでも多少の誤差があるので参考程度に留めておいて下さい。 ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『ワコウ・ムラマサ』。若くして名の知れた何でも屋であり、 風の吹くまま気の向くままに空中都市を渡り歩いては、様々な依頼を達成し、日々の生計を立てている。 ただ、困っている人を見つけると放っておけないたちで、そういった人を見つけるとコストなどは度外視で依頼を受けてしまうため、 年がら年中貧乏生活を送っている。 たまにまとまったお金が入ってくると、つい嬉しくて買い物をし過ぎて、やはりすぐに財布が軽くなってしまう。 好物はもやし。得意料理はもやし料理。
現代において剣術を綿々と受け継いできた血筋のひとつである『和光家』は、同じく古来から続く『紅羽家』の剣と比較されることが多い。 紅羽家が純粋な剣技を磨き、それ以外の不純物を一切許容しない姿勢を取るのに対し、 和光家はその時代その時代における様々な技術、技能を取り込み昇華させていた。 『餓鬼の剣』などと揶揄されるのは貪欲に力を求めるその姿勢も理由の一つである。 ただ、餓鬼と呼ばれる最大の理由は、和光家が代々受け継ぐ刀『村正』にある。 その刀を持つ者は力の魅力に取りつかれ、より強い力に餓えることになると言われている。
和光村正――それは、和光の党首に代々継がれてきた名である。『村正』を佩いた瞬間からその者は刀そのものではなくてはならない。 そんな意味が込められた掟だが、ソレはもはや先祖が積み重ねてきた呪いと言っても過言ではなく、その代の当主への重い執念としてのしかかる。 にも拘らず飄々と笑い人に手を差し伸べる余裕まである今代、和光村正は歴代村正の中でも特に強靭な意思を備え、 完成された技術を持つ最高の村正である。しかし、当の本人だけがそれを否定する。 自分は村正に憑りつかれているだけ。真に村正を扱えた『和光村正』は別にいた、と。
先代和光村正は当代である彼女の姉だった。技術では妹に及ばなかったが、 深い優しさと決して折れない心の強さを持つ彼女こそ、先祖の魂が籠る刀を担うに相応しいと、現在の村正は信じていた。 しかしある時、姉は傭兵団と衝突した際に命を落としてしまう、もし姉でなく自分が村正を継いでいればそんなことにはならなかった。 自分が戦っていれば姉は死ななかった。そんな後悔と蠢く復讐心が唯一の遺品、妖刀『村正』を手に取らせた。 仇を討つ力を。己は強さに餓えているのだ怨敵の血に飢えているのだと、彼女の胸中では餓鬼の心が膨れあがっていく。
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