※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
ウェディングイベント当日、ぴこは自らを『純天使(ぴゅあえんじぇる)』と呼称し、それを目にした同輩である導守梢に 「手遅れです……」と諦観を込められた溜息を落とさせた。 冷凍延命実験によって10年間保存され、ある取引によりアルケミーに亡命した秘匿存在でありながらも、彼女はアルケミー で行われた錬成術師の人気投票で最上位に君臨した。 彼女を慕う者は一様に同じ思いを抱いている。 「いつか彼女に認められ、彼女を超える錬成術師になる」 その意思は、ぴこが望む輝かしい新世代の在り方そのものだった。
戦技錬成術師となった日から、ぴこには今も変わらない一つの矜持がある。 自身が弱き者の守護者であり、希望であること――それは、錬成術師の恋愛推奨イベントでも変わらない。 戦いにおいても、日常においても、人の営みのすべてで彼女は中心であろうとする。 たとえ滑稽であっても、そうすることで戦争で摩耗し、心をすり減らした若者に生きる喜びを思い出させることを彼女は知っている。 だからぴこは、誰よりも喜々としてイベントを楽しみ、初恋の男の隣でドレスを着る幸せを噛み締めている。 そうすることで、若き世代に希望の芽を振り撒いていく。
本人は頑なに認めようとしないが、ぴこは本来、他者の援護や拠点防衛に向く、後方支援型の錬成術師だった。 そして今、先陣を切り、護るべきであると思っていた若い錬成術師が力をつけ、彼女がその背中を見守る時が来た。 ぴこは最も得意とする支援に回ることで、冷凍延命実験への参加以降、使うことの無かったソードランス型の錬成武装 『サンクト・ノーメン』を手にし、悪夢を運ぶすべての敵をぴゅあえんじぇるの名の下に断ずる。
引退勧告が出されてから、ぴこは幾度となく異形化するほどのエナジー行使を重ねてきた。 その道の先には破滅が口を開けて待っている。 しかし、そこへ一歩を踏み出そうとする彼女を、あたたかいエナジーが引き止めた。 忘れたことなど一度もない、冷凍延命実験に参加し、犠牲になった99人の命の声……そして彼女の薬指に指輪を贈った、 一人の男性の想い――彼女は自らを見失わず、覚悟と共に胸を張って歩き続ける。 悪夢に満ちた空を切り裂き、愛しい雛鳥が羽ばたく空を創り上げるために……。
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示