※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
子供の頃から、定食屋を営んでいる両親が作ってくれる美味しい料理を食べるのが幸せだった。 温かい食卓があれば、それだけで満ち足りていた。 だから舞歌も、その幸せをたくさんの人に知ってほしくて料理を作り始めた。 そして自分にアルケミストとしての才覚があると知った彼女は、未知なる食材を求めて新しい天地に飛び込んだ。 けれど本当はそんなもの建前の一つでしかなく・・・・・・本当は、食事一つすら安心して取れない人がいる現実を変えたかった。
美味しいものを食べてみたい。 美味しいものを食べて欲しい。 そんなささやかな願いを胸に抱きながら戦ってきた舞歌。 だが、錬成術師の宿命は彼女の未来を暗闇に包み込む。 彼女が発症した浸食症状『味覚』を失っていくこと・・・・・・どんな料理を食べようと味が分からない。 料理を作ろうにも味見一つできない・・・・・・夢を砕かれ、それでも舞歌は笑う。 大切な人を心配させたくないから・・・・・・その人の笑顔を、曇らせる事だけは、したくないから。
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