※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名、『イツミ・シオン』。アルケミーの保育施設で教鞭をとる錬成術師。 異世界の『開放都市』よりアルケミーに帰化した経緯があり、 主に異世界の文化や渡来した際に学んだ空中都市の歴史に関する座学を担当する。 粗野な口調が目立つが、真摯で論理的な彼女は、不用意に生徒を叱らず、才能を称賛し、 不得手は時間を割いて育ててゆく。 その教師としての在り方に、子供からの人気は高い。
シオンは元々、第二世界の首都『サタナキア』の王族に名を連ねる侯爵級の貴族だったが、 継承権を放棄し、移民集団『アガリアレプト』の一員として世界を放浪していた。 知識を得ることが好きな気質に加え、様々な世界を巡っていた経験が、教師となった現在に役立っている。 休日はアルケミーの資料データベースを漁り、歴史や錬成術に関する学問を熱心に学ぶ姿が目撃され、 アルケミーの教育学部の人員の覚えも良い。
実質的な植民地である『開放都市』からアルケミーに帰依したシオンは現在、複雑な立場にあり、 故郷の復興を目指す臨時議会『レメゲトン』より、アルケミーに対して錬成技術関連のスパイになることを要求されている。 彼女はこれを表向きは承諾しつつ、傍観者のように世界を見守るだけの存在であり続ける。 それは彼女が過去に約束したとある『誓い』に基づくものであり、たとえ故郷の臨時議会命令であっても、 その在り方を違えることは決してしない。
『アガリアレプト』の真の目的は、開放都市の前進であるサタナキアの前王『パイモン』によって命じられた任務の遂行にある。 それは、タナトスの支配によって失われるであろう『サタナキアの歴史を記録すること』だった。 その為、シオンは戦う意思と力を持ちながら、故郷を襲った悲劇を姑息に逃げ隠れた裏切り者として観察し続け、歴史の証人となった。 その時の悔しさや憤りは、今も静かな表情の奥に激情として残っている。 もしも彼女が再び槍を取る日が来たら、迷うことなく敵を貫くだろう。 それがもし、友好を築くアルケミーの人間だとしても――。
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