※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『カザマ・アサミ』。アルケミー外の地方都市を転々とし、 戦技練成術師として戦いながら、副業として『何でも屋』を営んでいる。 金銭さえ積まれれば半ば犯罪じみた依頼でも引き受ける為、彼女に関する悪評は数多く存在する。 唯一の例外として、子供の命を奪う仕事だけは受け付けず、怪我を負った依頼主さえ存在する。 クールな態度とは裏腹に口調は荒々しく、瞳には強い憤りと信念を宿している。
麻巳が金銭に執着する理由は、最も得意とする『暴力』では解決できない様々な事が 金銭で解決できることを熟知している為である。 10年前のタナトスの大襲撃を期に引き起こった幾多の民の貧困、スラム街への転居、両親の不和、流行病による友の死…… それらの全てが金銭を理由にしていた事を、幼かった麻巳は歯を食いしばり、実感した。 そして今、彼女が守りたいと思うもの―― 昨今の一時保育施設の不足により発生した孤児たちが健全に成長するためにも、やはり金銭が必要だった。
麻巳の練成武装『テンペスト』は刃先を押し付けることによって対象をねじ切る戦斧である。 その刃は彼女の憤りに呼応して、より重圧に、激しい暴風を纏う。 彼女の強い憤りは、タナトスの侵攻により発生した『戦災孤児』の存在にある。 彼女が得意とする『暴力』だけでは救うべき小さな命に救済を与えることが出来ない。 それが分かっているからこそ、麻巳の憤りは激情に変わり、その暴力をさらに高めていく。
麻巳は子供たちを救うために金を求める。 その結果、彼女は比類なき力を手に入れ、少なくない財力も得た。 それでも救えない命がある。 自分の手の小ささに絶望した彼女が次に求めたのは自分の根本にあるもの――更なる暴力だった。 エナジー浸食により歪んだ矜持は醜悪な激情を顕わにする。 彼女の優しい指先は本来救うべき命までも刈り取るまでに強く、醜くなった。 麻巳が愛する子供たちに触れることはもう二度と無い。 それでも消えない思いが彼女にはある。 救われるべき命に救済を――。
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