※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『ライクボ・カナ』。 一般都民として義務教育を経てアルケミーへ所属した錬成術師。毎年、多くの人員をふるいにかけるエナジー適正検査の成績は平凡であり、受容体の特異性も見られない。 訓練期間の推移次第ではあるが、後方支援部隊への配属が望ましいだろう。 Cランク錬成術師育成カリキュラムに則り、侵食症状診断は入念に行い、研究員は週一回のメンタルケアを行うよう通達する。
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戦技錬成術師評価C。 訓練により平均的な錬成術行使能力を獲得。同郷の『氷室きょうこ』が錬成術師登録されてからの訓練成績は目を見張るものがあり、明日より訓練方法の調整を実施する。 彼女の努力は多くの研究員が認めるものであり、次回の評価試験が楽しみな訓練生だ。なお、模擬訓練部隊では前衛よりの戦術を得意とするが、無謀な突撃を行う点に注意が必要だ。 彼女が隠れて行っているネットアイドル活動を視聴していれば分かることだが、彼女は『誰かの役に立ち愛される』ことを重視しすぎる。実戦の前に面談を行い、改善を促すべきだろう。
戦技錬成術師評価B。 アルケミーへ所属してから順調に能力値を伸ばす彼女の潜在能力の高さには目を見張るものがある。これまで多くの錬成術師の成長を観測し、 常に最適化を繰り返した育成カリキュラムではあるが、それにしても彼女の成長曲線は過去の範例と比べても異常ともいえる伸びを記録している。 対タナトス戦力が拡充されることは喜ぶべきことだとわかってはいるのだが、私には彼女のこの急激な成長が、何かの犠牲の上にあるのではないかと、 得も言えぬ不安を不安を抱いている。
戦技錬成術師評価A。 訓練生の頃の成績を知るものとしては、今の彼女の高い能力値に驚きを隠せず、同時に悲しくもある。 錬成術師の宿命ともいうべき『侵食症状』は彼女が戦いを重ねる度、徐々に強まっている。 そうやって、過去、多くの錬成術師が報われぬ結末を迎えた。多くの研究員はデータでしかそれを知らないだろう。 多くの人に親愛の情を向ける彼女の前に立ちふさがる暗い未来……それを理解し、寄り添える存在は多すぎるということはない。 研究や役職という枠を超えろとは私からは言えないが、少しでも、そういう人間が増えればいいのだが。
戦技錬成術師評価S。秘匿名『抱擁』。 特異錬成術師との接触により浸食症状との折り合いをつけながら、彼女は遂に最高評価を獲得した。今後は上位統制機関の所属となり、当レポートは破棄される。 当面の問題は、男性職員の多くが彼女の愛くるしさに入れ込み、特異錬成術師に彼女との交際を推奨したり、デートスポットの招待券を送ったりしていることだろうか。 枠を越えて寄り添うことを望んだのは間違いないが、少し想像と違う形になってしまった。 諫めなければと思うが……私も少なからず彼女を応援する気持ちがあるせいか、少し言い辛い。
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