※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『アザミ・ペルクナス』。何事にも自分か ら積極的に関わっていく、明るく社交的な性格。アルケミ ーでは、困っている人を見つけると進んで声をかけて、頼 みごとを引き受ける「皆のお助けキャラ」ポジション。そ のため、いつも忙しそうに街を駆けまわっているが、少々 ドジなところがある彼女はここ一番の大仕事でポカをやら かしてしまう。そんな自分の悪癖を直したいと考えている が、改善される気配はない。
アザミは一人娘だったこともあり、両親に蝶よ花よと育て られた。アザミという名前も、両親が初めてデートをした 場所に咲いていた思い出の花から貰ったものだと子供の頃 は何度も繰り返し聞かされ、自分がたくさんの愛情を注が れていることを幼いながらに嬉しく感じていた。だが、そ んな両親はあるボランティア活動中に、事故に巻き込まれ て二度と帰らぬ人となってしまった。アザミの困った人の 役にたちたいと願う気持ちには、思い出に残る両親の背中 も強く影響を及ぼしている。
_ _ 両親を幼少の頃に失い、母親の妹に引き取られたアザミは、独り立ちする年齢になるまで外鍵の付いた狭い部屋で過ごした。 鍵を開けてもらえるのは、叔母が彼女に命令をする時だけで、幼い彼女は都合のいい召使いのように扱われていた。 何をしても「これくらいできて当然」だと礼の一つも言わない叔母は、そのくせ彼女が失敗すると「使えない娘」「いらない娘」だと𠮟りつける。 見返りのない歪んだ奉仕を何年も続けて、彼女の心は徐々に擦り減って、歪な形になっていった。
_ _ 理不尽な奉仕を要求され続け、否定と侮蔑ばかりを浴びてきたアザミは、アルケミーへとやってきてようやく心穏やかな日々を手に入れた。 だが、ある日戦場で自分を呼ぶ謎の声を聞く。 最初は微かで聞き取ることが出来なかったが、次第に明確になる。 『なんでできないの』『使えない娘だ』――忘れていたはずの呪いの言葉を繰り返すそれは、忌まわしき叔母の声に他ならず…… いつしか敵が、そして味方すらも、自分を否定しているように錯覚し始め、アザミの心は削れ歪んでいく。
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