※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『ニトラ・パルテニア』。 性格は極度の内気で、今まで胸を張って友人と言えるような存在はいなかった。 人の群れを離れた場所から見つめる彼女は、いつも決まったぬいぐるみを抱きしめている。 そのぬいぐるみは彼女の自作によるもので、名前は「レン」ちゃん。 部屋には他にも大量のぬいぐるみが揃っており、普段持ち歩いているレンちゃん以外にも、お気に入りの子たちには名前を付けて大切にしている。 フワフワした触り心地の可愛らしい友達がいる部屋に、いつか人間の友人を招きたいと願いながら、ニトラは人々を遠巻きに眺めている。
幼い頃からぬいぐるみを友達代わりにして過ごしてきたニトラは、人と目を合わせて話すことができない。 会話を試みると、緊張で体が震えて言葉に詰まるほどだが、人が嫌いというわけではなく誰かと触れ合いたいという気持ちはある。 そのためゆっくりとニトラの緊張を解していけば、彼女の親友となることができる。 大切なぬいぐるみをどんな時でも抱きしめて離さない姿から察せられるように、人間相手にも、一旦気を許すと人が変わったように甘えてくる。 今まで誰も踏み込んだことのなかったニトラの心には、とても重い愛情を秘められていた。
ニトラがアルケミーにやってきたのは、長年友人がいない娘を心配に思った両親に勧められたからだった。 共に訓練を行い戦場に出れば、絆も深まるだろうという荒療治。 ニトラも内気で弱々しい見た目をしているが、戦場に立てるほどの能力を十分に持っていたため、新しい試みを不安に思いながらも了承した―― その結果、彼女はアルケミーで初めて人間の友人を得ることになる。 親切な特異錬成術師に懐いた彼女は、まるでアヒルの子供のように常に彼の後ろをついてまわった。 ニトラは彼に付き従いながら、嫌われないようにとても健気にふるまっている。
愛おしい者に注ぐニトラの愛情は、その華奢な身体のどこから湧いてくるのかと思えるほどの膨大であり、その想いは日に日に増していった。 特異錬成術師への愛情と依存を抑えられなくなった彼女は、重い愛情で紡いだ糸で彼をグルグル巻きにしたいという欲望に囚われる。 得意の裁縫をするように、自分の傍に縫い付けておきたい。 ぬいぐるみたちのように、一生―― その想いは共に戦うエナジーで錬成したぬいぐるみにも宿っており、大切な彼を狙うタナトスを、嬲るように倒していく。 まるで、大切なものに手を出そうとするものへの見せしめのように――
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