※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『コモリ・ユノ』。 彼女は何事もネガティブに考えてしまう癖があり、常日頃から悲観的かつ消極的な言葉ばかりを口にしている。 自分など声をかけてもらう価値もないと卑下するのは、己への自信のなさと、 そのせいで誰かから嫌われてしまうのではないかという不安の表れ。 一人で過ごす静かな時間を好んでいるが、そのせいで他人との関わり合いに慣れておらず、 急に話しかけられると小動物のように慌てふためく。
仕事が多忙だった両親が家を不在にしがちだったため、 面倒を見てくれる人もいなかった幼い頃の由乃は留守番をして、外に出ないようにと躾けられていた。 家の中だけの寂しい生活は、彼女にとっては当然のものだったが、 唯一、遊び相手がいないという退屈が彼女にとっての不満だった。 そんな心を満たすように、いつしか彼女は類稀な才能をもって氷の人形を作りだし、 一人ぼっちのままごと遊びを延々と続けていた。
幼い頃、自分で作り出した氷人形とずっとおままごと遊びをしていた由乃。 そんな彼女も外の世界を知り、次第に他人との絆を深めていきたいと思うようになっていった。 そんな彼女の成長を阻むのは、孤独に過ごし続けてきた幼少の経験だった。 人形だけを相手にしてきた彼女は会話を上手く続けることが出来ず、相手の気持ちを察することも出来ない。 由乃が大人へと成長するためにはまず、都合のいい人形ではなく人と向き合うことの難しさを乗り越えなくてはならない。
人との触れ合いは、自分の世界に閉じこもり続けてきた由乃の心を疲弊させる。 いつしか彼女は幼少の頃、唯一の遊び相手だった氷人形を想うようになった。 『皆、お人形さんなら』そんな子供のような願いが、徐々に成長の兆しを見せていた彼女自身の心を凍てつかせる。 いつしか彼女は自分の周りに氷人形を作り、近づく人間を極寒の風で拒絶するようになった。 氷人形が溶けるたびに、ふと正気に戻る由乃だが、弱った彼女の心は現実よりも夢を選び、 何度でも自分の心を凍らせ、氷人形のおままごとを続ける。
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