※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『ネフティス・カーディム』。第三世界で タナトスの台頭以前から、代々罪人の処刑を任じられてき た『カーディム家』の末裔。彼女自身に処刑の経験はない が、両親はタナトスの支配下において『使徒』であるタナ トスに従わない何人もの異端者を処刑していた。『英雄』 によりタナトスが排斥された後、両親の身柄は軍部預かり となり、錬成術の適性を見出されたネフティスは現在、軍 部所属の錬成術師となって、第三世界の復興および暴動の 鎮圧に力を尽くしている。
『カーディム家』は代々、罪人の処刑人を務めてきた家系 であるが、タナトスの支配が及ぶ前には同時に『裁定者』 として裁判官を担っていた。そのため、ネフティスは両親 がタナトスの支配下で公正な判断をできないまま処刑をし ていたことに対して忸怩たる思いを抱いている。生真面目 な性格であるネフティスは現在、『裁定者』として善悪の 判断に重きを置いており、悪であると断じた者に対しては 『処刑人』として一切の容赦がない。もしこの先、彼女が その判断を誤るようなことがあれば――ネフティスの精神 は自責の念に押し潰されることになるだろう。
世界がタナトスに支配されていた最中、ネフティスは『神 の使徒』であるタナトスを否定する幼馴染の少女を、処刑 から逃れさせるために『異端者』として詰った過去があ る。結果、少女が処刑されることはなかったが、信頼して いた人間に裏切られたという思いから、少女は心を閉ざ し、人との善意を信じられなくなってしまった。彼女の生 命は救えたが、その心に大きな傷を残してしまった経験 は、ネフティスの中に深い後悔として根付いている。
善悪を見極める『裁定者』たるネフティスの優しさは、彼 女自身を苦しめる。裁定者は傲慢でなくてはならない。裁 かれる者の心情を慮ってしまった時、最低の剣は人を善と 悪に区分できなくなってしまうのだから。にも拘わらず、 ネフティスは迷ってしまう。苦しみを強いられた者が反逆 することは罪なのか、奪われた者が恨みを晴らす事は罪な のか――復習とは、罪なのか。迷いの中、『裁定者』とし ての自己を見失ったまま振り下ろされる刃は、いつしか罪 なき人を切り裂くことになるだろう。そうわかっていて も、ネフティスは迷いから抜け出せずにいる。
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