※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
ヘルメス上層部の厚意により、日々の訓練や戦闘から解放され、短期間の休養を観光で有名な 空中都市で過ごすことになったアキ。異常なエナジー適正によって常時肉体をエナジー浸食に 蝕まれているアキにとっては、そんな休日も、苦しみと過ごす時間でしかない。それでも戦い などしてるよりはずっとマシだと、彼女はふらりと秋の散歩に出かけるのだった。
自分の名前の由来にもなっている季節の『秋』。彼女にとってそれは、ひどく忌まわしい季節だった。 血を思わせる鮮やかな紅葉も、幸福を享受し笑顔で観光をしている人々も、彼女の心に波風を立てる。 そんな中を一人で歩いていると、どうしようもなく、自分が独りで、誰とも理解しあえてないのだと思 えてくる。こんな時、誰かが隣にいてくれたら……そう考えた時、ふと思い浮かんだ相手は――。
常に痛みと恐怖を抱えながら生活しているアキにとって、心休まる瞬間、というのはほとんど 存在しない。だが、それでも僅かに与えられた余暇を邪魔するように現れた敵を前にしては、 憤りを抑えることはできない。彼女は持っていた番傘を錬成した『ウラヌステロス』で敵を薙 ぎ払う。そんな行動が、更に彼女を蝕み、終わりの断崖へと追い立てていく。
敵を蹂躙する雷光はアキの命そのもの。瞬く輝きが乾いた空気を轟かせる度、彼女の鼓動は力を失って いく。それでも、アキは、それを受け入れはしない。自分は朽ちゆく葉などではない。きっといつか、 未来を掴む術を見つけてみせる。枯れることなき希望を胸に、今は目の前に立ち塞がる敵を倒す。狂い そうになるほどの痛みと恐怖を隣にいてくれる『その人』の存在に支えられ、耐えながら。
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