※同じタイプでも多少の誤差があるので参考程度に留めておいて下さい。 ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『セレーネ・シュヴァルツェ』。 闇のイミテーション・ステラを保有する『寂静都市』からアルケミーに所属を移す。 彼女の経歴に関する情報の取得には高位研究員の認証が必要で、アルケミーに所属するアルケミストにはアクセスする事が出来ない。 非常に気配が希薄で、こっそり人の背後に忍び寄ることが得意。
半ば鎖国状態となっている、闇のイミテーション・ステラを保有する寂静都市からとやって来た。 その事以外の一切が謎に包まれており、本人も自分のことを語ろうとはしない。 あまり感情を表に出すタイプではなく、周囲も彼女とどう接すればいいのか、はかりあぐねている。 常に鍵のかかった本を持ち歩いているが、それが開かれているところを見た者はいない。
普段から持ち歩いている本は『グリモア』と呼ばれる旧時代に隆盛を誇っていた古式錬成術の業を封じて作成されたもので、 魔導書に適合したセレーネは、これを核に錬成を行うことで強大な力を扱う事が出来る。 この魔導書に関しては不明点が多く、使用者であるセレーネへの影響は計り知れない。 だが、グリモアを使えるということにしか自分の存在価値を見出だせずにいる彼女は、グリモアを手放そうとはしない。
時間のある時は散歩に出かけて、他のアルケミストがどのように生活しているのかを観察している。 それは、自分は持っていない夢や目的といったものを抱いている彼女達を知れば、 もしかしたら自分にも、魔導書を使える、という価値以外の『なにか』を得られるのではないかという、淡い望みを抱いてのこと。 けれど、彼女が手にした禁断の魔導書はそんな望みも許さない。
有能なアルケミストを排出してきた名家に双子として生を受けたが、 才能に恵まれた姉とは違い、セレーネにはアルケミストとしての能力は全く備わっていなかった。 それが理由で養子に出されたが、彼女が引き取られたのは寂静都市のある研究施設だった。 彼女はそこで様々な人体実験を受けた結果、古式錬成術の力を宿したグリモアへの適正を獲得した。 強大過ぎる力は、使えば使うほどセレーネの命だけでなく、心までをも破壊していく。
グリモアから生み出される強大な闇のエナジーによって変異した異形の姿。 旧時代において、あまりにも危険すぎると封印された過去を持つ魔導書は、彼女の心を蝕みながら、より強大な力を生み出す。 本当の名前を失い、髪の色を失い、心を失い……いつしか全てを失うその日まで、彼女は戦い続ける。
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