※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
特異錬成術師と同じ孤児院で育ち、里親のもとに引き取ら れてからも彼を弟と呼び親しくしている錬成術師。普段は 聖炎都市の一角にある神社の巫女を務めている。彼女には 未来の吉凶を占う特殊な力が備わっているが、それは現在 の人類の技術でも解明することは出来ず、今ではほとんど 淘汰されたオカルトというカテゴリーに分類されている。 一部の科学者は彼女の能力解明に心血を注いでいるが、未 だに進展は見られない。当の彼女自身はそんな周囲からの 興味など素知らぬ様子で、今日も今日とて愛しい弟が何を しているか等に思いを馳せるのだった。
聖炎都市において、禍福を占う巫女として評判を得ている 彼女の元には、日々、都市内外を問わず多くの来訪者が足 を運ぶ。既に占いの予約は一年先まで埋まっており、その 盛況ぶりに彼女の養父は神社の神主をやっているのか占い 師のマネージャーをやっているのか分からない、と苦笑を こぼす。そんな養父の様子にやりすぎてしまったかと反省 する沙羅だったが、少し落ち込んだ彼女に養父は慌てて好 きなようにやればいいと笑うのだった。
聖炎都市で暮らしている沙羅は、弟がアルケミーで普段ど のように過ごしているかを知らない。時折、アルケミーに 足を運ぶことはあっても、自分が見ることのできる光景は 時々の一幕を切り取ったもので、弟と共に過ごす少女たち と比べれば、あまりにも短く、薄い。そのことに対するも どかしさや、羨ましさ、あるいは嫉妬の気持ち。そういう ものを全て胸の内に含んで、沙羅はいつもと変わらぬ笑顔 を見せる。いつも通りの姉でいること――それこそが多く の変化に囲まれた弟の一番望んでいることであると知って いるから。
彼女にとって世界はいくつもの星の巡りだった。時に美し い星が空に輝くことがあれば、禍々しい輝きの星がよぎる こともある。世界は決して祝福だけではなく、むしろそれ とは真逆のものばかりで溢れている……だから、本当は運 命の星が巡る様など見たくはない。ずっと目を塞いでいた い。そんな彼女の心を変えたのは愛しい弟の存在だった。 彼は多くの星の巡りを変えてしまう。他の誰にもできない 奇跡を素知らぬ顔で起こす。そんな彼の存在が傍にいたか らこそ、今も沙羅は未来を見つめることが出来る。
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