※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。 ※2018/05/16~05/23メンテまでの間LSに誤植があり、正しくは防御力アップになります。
※同じタイプでも多少の誤差があるので参考程度に留めておいて下さい ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『イルマ・ウェヌト』。第三世界にて暴走 に陥っている状態で発見され、特異錬成術師たちによって 救出される。その後の聴取により、彼女は第三世界の神ウ ェシルを信仰する教団の元幹部であったことが判明。彼女 は教団が迫害されていた時期においても進行を続けた敬虔 な信徒だったが、世界がタナトスに支配されると、神が世 界を捨てたことを確信し、信仰を捨てて教団を脱退してい た。その後、行く宛もなく世界をさまよっていたところを タナトスによって鹵獲されたと証言している。
イルマは元々、ウェシルを信仰する教団の幹部だったが、 ウェシルが世界を去ったことが教団内でも公然の事実とな っていることを知り、教団を抜けるに至った。神に捨てら れた第三世界の人々を"捨て子"と表現する彼女は、暴走に 関する聴取が終わった際、アルケミーへの移住を志願す る。暴走直後ということもあり一部の研究者は難色を示し たが、特異錬成術師の護衛により口添えもあり、条件付き での受け入れが認められた。アルケミーにやってきてから は、イルマが遠巻きから特異錬成術師を見つめている光景 が散見されるようになった。
特異錬成術師によって救出されたイルマは、生まれてすぐ 親に捨てられたという過去を持つ。教団は施設の前に置き 去りにされていた赤子に『ウェヌト』の姓を与え、信徒の 一人として育てることにした。イルマは教団内で安穏な日 々を送っていたが、タナトスによる支配がすべてを狂わせ る。異世界の英雄の活躍で世界が開放されてからも、ウェ シルが世界を捨てたという"事実"は教団でも当たり前のも のとして認識されていた。彼女はそれまでの進行と幹部の 地位を捨て、教団を後にする。――神に捨てられた子らに 救いの道などない、と言い残して。
アルケミーへの異動から、イルマの錬成術技能は飛躍的に 進歩する。その一方で、彼女は幻覚に悩まされていた。顔 も知らない実の両親、実在するのかもわからない神、ウェ シル――自分を捨てたはずの存在が、すぐ傍に優しい眼差 しで立っていた。しかし、その姿に手を伸ばそうとする と、彼女らの表情は嫌悪で満ちては姿を消す。そのたび、 イルマの中で両親たちへの親愛が大きくなり、繰り返しの 中で、彼女の精神は擦り切れていく。それでも、愛を知ら ぬ捨て子は遠くない未来に破滅することを感じながらも、 手を伸ばすのをやめることはできなかった。
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