※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
ストーリークエスト「吟ずる明日に架ける橋」の報酬ユニット
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『セネト・ハミド・モフセン』。タナトス の支配から解放された第三世界『独立都市』で暴動の鎮圧 、および復興に従事する新政府の軍部に所属する職業軍人 。元は家柄としても決して高い地位になく、一般的な兵士 として活動していたが、錬成術の適正を見込まれて部隊長 へと昇格した。その後、新政府の深刻な人手不足によって 更に階級を引き上げられ、復興事業の監督官に就任し、原 生生物への対抗組織と救援部隊を指揮する立場まで上り詰 めてしまった。なお、進級の背景には、アルケミーから派 遣された『夜神』からの推薦が影響している。
セネトが暴徒の鎮圧部隊に従事していた頃、彼女は一人の 少女をタナトスの調整器具の中から救出した。長期保存を 目的に手足を切り取られ、徴用され続けた少女は虚ろな目 で『ラピス』と名乗った。凄惨な現実を目にしたセネトの 部隊は寝る間を惜しんで少女の親族を捜索した。父親が生 存していることを知った時、彼女は『まだ取り戻せるもの がある』のだと、誇りを胸に抱いて少女の手を握り、再会 の場へと歩き出した--そして、今も夢の中に聞く笛の音 が鈍色の空に響き渡った。その日からセネトは、苛烈に暴 徒の鎮圧に向かうようになった。
壊れ果てた安穏の犠牲者を目にしたセネトは、静かな激情 に支配されるまま、復興支援部隊に転属した。事故憐憫に よって『虚構都市』と名付けられた故郷を睨み、這い上が るために銃を手に取った。アルケミーの錬成術適正検査を 受診した後は寝る間を惜しんで力を磨き、自らを神兵と名 乗る暴徒の行動を現実逃避だと批判しながら固く拳を握っ た。自分たちが救いようがないほど堕落したと自覚したか らこそ、決意は重く、彼女は安く見られた都市の名を返上 する為に活動してきた。後に、彼女の行いは監視者の『夜 神』によって見出されることになる。
セネトの浸食症状は、自分の納得できない存在に対する苛 烈な破壊衝動として現れた。自覚症状が出た後は自傷行為 によって症状を抑えており、部下に対しては浸食症状の発 症を隠している。お飾りの指揮官を自称する彼女は、旗印 として祭り上げられた自分の役割を認め、理想的な言葉を 吐きながら、自分を汚す剣を握り締めた。セネトは自分が 納得できる世界を実現し、虚構と名付けられた都市の名が 変わる日まで、止まることはないだろう。多くの責任が人 の肩を滑っていく世界で、神の名を知らずに立ち上がった 少女の決意は、決して軽いものではない。
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