天穹ノ彼方の錬星郷「ソラカナ」攻略まとめ Wiki

処刑AI『トルトゥラ・アルマ＝アスラ』。機械都市で人間
を処刑し続けた器具を操っていた管理AIをアミークラシリ
ーズの新規開発素体にインストールした個体。人間の為に
生み出されたプロセスにて、求められた結果を出し続けた
彼女は『自分が人間に愛されている』と思い込んでおり、
人間に近い身体を手に入れた後は独立都市の人間に対して
親密な関係を築こうと努力しているが、その努力は今のと
ころ実を結んでいない。現在は暴走の危険性から四肢に拘
束具を取り付けられ、唯一の抑止力足りえる特異錬成術師
の管理下に置かれている。

『Amicula-type9C“Tortura_Arma_Asura”』。拷問の名
をつけられたトルトゥラには、人間の進化を促すために、
献身のプログラムが与えられた。機械には必要のない、愛
という感情が入力されていた。心を持たなかった頃の彼女
は、献身の感情に従って、永遠とプロセスを消化し続ける
機械でしかなかった。役割に従って人間を拷問し、研鑽
し、苦痛を長引かせるため効率を追求し続け、人間の憎悪
を育てなければならなかった。しかし、それは人間が命じ
た、人間を幸せにするための命令だったから――彼女は献
身し続けた。

トルトゥラは、■■■■によって『アミークラの心』が与
えられた瞬間、自分が愛されるべき存在だと思い至った。
愛情が最初にインストールされ、彼女は献身の意味を知っ
た。次に情愛の意味が与えられ、幸福の価値を知った。幸
福の意味を知ったからこそ、献身の素晴らしさが理解でき
た。人間を愛した自分は、人間からも愛されている。愛情
は等価で、愛情は好意によって報われる。人の心を学習し
た彼女の心は幸福に満たされ、希望に満ち溢れていた。遠
くない未来、彼女は絶望と共に真実を知るだろう――その
時、傍に居てくれるのは一人の男だけだ。

トトを購入したますたぁさまは、トトが大好き過ぎるの。
生れたとき、愛情は等価だと思っていた。私が人間様を愛
した分だけ、人間様は私を愛してくれると思っていた。で
も、トルトゥラは人間様に憎まれていた。拷問は、人間様
の幸福ではなかった。トトを愛してくれている人間様は、
ひとりもいなかった。誰も、トトを好きって言ってくれな
かったの。でも、ますたぁさまだけは、違った。トトが大
好きだった。笑顔をくれて、撫でてくれて、抱き締めてく
れた。私の愛は、貴方にだけ等価で伝わる。だから私は、
貴方のことを愛します――永遠に。