天穹ノ彼方の錬星郷「ソラカナ」攻略まとめ Wiki

錬成術師登録名『エリン・メルヴィル』。第五世界にて戦
技錬成術師のカリキュラムを修了した新人錬成術師。第五
世界ではエナジーの利用とは聖性と呼ばれる神格のみに許
された行為であったが、アルケミーの出現によってその認
識は徐々に改められている。エリンはエナジー適性を認め
られ、カリキュラムを受講し、優秀な成績を残して錬成術
師として登録されることになった。しかし、卑屈とまで言
えるほどに自信のない性格によっていっぱいいっぱいにな
ることが多く、未だ前線への投入は見送られている。

特異錬成術師は最初に第五世界へと渡った際の報告を受け
て以来、アルケミーは報告書にあった『聖性』と呼ばれる
存在を確認することを急務としてきた。その手がかりを探
すために研究者の派遣を行ったが、その多くは戦闘能力の
ないものとなっており、彼女たちを護衛する戦力の欠如は
指摘されている。そのため現地での育成プログラムを修了
したエリンには頼もしい護衛としてのの期待が寄せられて
いたのだが、その言動や身体の特徴から、いつしか現地研
究者たちにかわいがられる存在となっていた。

聖性と呼ばれる存在が争い合う相克都市において、エナジ
ーの行使は聖性のみに許された行為であった。そのため、
現地の人間の中には、人が錬成術を使うことに対する抵抗
感を抱くものがいることは確認されている。その中でも適
性のある人間は希望すればアルケミーの用意した育成カリ
キュラムに受講が可能であり、エリンもまた適性を見出さ
れカリキュラムを受けたひとりである。彼女は自らに適性
があることに対する理由を強く求めており、監督員との面
談の際にはそれを見つけることを受講を希望した理由とし
て挙げていた。

聖性の扱う御業と同種の力――第五世界における錬成術の
認識は、概ねそのようなものとなっている。しかし違うの
は、神格と考えられる聖性には発生しないエナジー浸食に
よる弊害の存在であり、錬成術を行使し続けたエリンもま
た浸食症状に蝕まれることとなる。自らを卑下し続けてき
た彼女は、自らにエナジーへの適性が与えられていたこと
に対する理由を異常なまでに強く求め、その目的のためな
らば相手を選ばずに錬成術の力を振るうようになってい
く。研究員の護衛として失格の烙印を押された彼女は、特
異錬成術師の保護下へと異動することとなった。

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