天穹ノ彼方の錬星郷「ソラカナ」攻略まとめ Wiki

非登録錬成術師『カタリン・オルロック』。寂静都市から
アルケミーへと不正渡航を行った人物なのだが、その行動
は、寂静都市領主の有する傭兵組織『クルーエル』の部隊
長が彼女を連れ戻すためだけにアルケミーまでやってくる
という事態へ発展した。その理由の聴取及びカタリンの身
元の照会を寂静都市に行ったが、彼らからの返答は「知ら
ない」の一点張りであった。結果的に特異錬成術師の仲介
もあり、カタリンは寂静都市に戻ることとなったが、アル
ケミー及びヘルメスにとっては現在でも謎が多い存在とな
っており、当該都市への警戒を強めている。

"エリザベート・ブラドの血を引く娘"――カタリンは自ら
のことをそのように称し、母と認識しているエリザベート
に対して偏執的な執着を見せていた。アルケミーへ不正な
手段で侵入したのも、母親に会うためであるという証言が
得られている。なお、当事者であるエリザベートはカタリ
ンの存在を認識しておらず、娘であるというカタリンの主
張の一切を否定している。当事者二名および寂静都市は彼
女たちがアルケミーでDNA検査等の血縁関係を証明する検
査を受けることを拒否しており、真相は闇の中である。

カタリンは異常ともいえるほどのエナジー適性を有してお
り、寂静都市の一部の人間には現在クルーエル最強と呼ば
れる獅子座部隊長ビルギットを超える潜在能力を有してい
ると考えられている。しかし、カタリンはそのことには興
味を示さず、また領主も彼女をクルーエルに所属させる動
きを見せなかった。そこにどのような意図があるかは不明
であるが、カタリンはそれすら気にすることもなく、寂静
都市の暗部から時折、正式な申請を踏まえたうえでアルケ
ミーへ渡航している。なお、彼女が面会を希望するエリザ
ベートには避けられており、会えないらしい。

私の生まれについて、お父様には特別に教えてあげます
ね。私の身体はあなた方が『腐使』と呼ぶ異世界の生物三
体分の肉と、お母様の血によって作られました。私の意識
がこの身に宿ったとき、腐使の市街と、私によく似た死体
が部屋の床一面に広がっていました。そこにあったいくつ
もの失敗作は、きっと今頃、別の身体の製造に再錬成され
ているでしょうね。だから、私は間違いなくあの『串刺し
の乙女』の血を引いた娘であり、近い将来、あなたの義娘
となるんですよ。ええ、お母様も私も、あなたを取り逃が
すつもりなどこれっぽっちもありませんからね。