※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『ヒナカ・ユイ』。天鳴都市の小さな属都 市に潜伏していた犯罪組織によって非験体として扱われて ←『非験体』原文ママ いたが、その組織が壊滅した際に唯一救出され、アルケミ ーに送られてきた。研究施設と思しき場所は建物の痕跡が 微かに残っているような状態であり、そのような現場から ユイが生き残り救出されたのは奇跡といっても過言ではな かった。ただし、唯一生き残りである彼女は救出以前の記 憶を喪失しており、組織の概要や、突然の謎の壊滅の原因 は全て謎のままである。
ユイが発見された施設は、小さな地方都市に秘匿された、 とある非合法研究組織の潜伏場所であった。既にその施設 は全壊状態となり、多くの手がかりを得ることは不可能だ ったが、かろうじて残存していたデータを解析したとこ ろ、その組織は人体実験を専門としており、その成果を■ ■都市や■■都市に高く売ろうとしていたという記録が確 認できた。なお、施設が破壊された日、該当の空中都市に おいて寂静都市領主が有している傭兵部隊の幹部が目撃さ れたという証言が残っている。
ユイ自身は記憶を失っているが、彼女は過去、『リノ・ヴ ェロス』が先生と呼び慕う人間のもとで暮らしていた。多 数の錬成術師を輩出してきた男はその実績によって多くの 子供を集め、様々なことを教えていた。その中で優秀な人 間はリノと同じように、錬成術師として各都市に送り出さ れ……そうでない人間は、失敗作の烙印を押され、実験動 物として出荷されていた。そしてユイは、後者として売ら れ……結果として過酷な実験によってそれ以前の記憶を全 て失うこととなった。
アルケミーでの日々を送るうちに、ユイは悪夢にうなされ ることが増えていった。彼女自身も知らないが、それは彼 女が経験してきた過去の光景。『先生』による教育を受 け、そして失敗作と呼ばれて出荷されるまでの記憶のフラ ッシュバックは、現実的な光景としてユイの眠りを浸食 し、彼女に心理的な負担を強いていく。身寄りも分からな い彼女が頼れるのは、自分をアルケミーに連れてきたとあ る錬成術師と、そして誰よりも優しい特異錬成術師のぬく もりだけだった。
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