※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるので参考程度に留めておいて下さい。 ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『イムセ・ティティ・ウェスト』。タナト スに支配されていた『虚構都市』解放後、アルケミーに敵 対する暴徒として活動していた少女。治安維持部隊と第三 世界の使徒の協力によって逮捕された後、重度の洗脳処理 が加えられていたことが発覚し、メンタルドクターの預か りとなった。現在は責任能力の欠如から余罪を取り下げら れおり、第三世界へと返還されているが、反アルケミー組 ←「られおり」原文ママ 織で活動していた過去が住民との対立を呼び、孤立してし まう。その後、特異錬成術師の要請により、楽園信仰と呼 ばれる宗教組織が彼女を保護している。
第三世界の『ウェシル教』と呼ばれる団体がイムセを捕縛 した際、彼女には重度の洗脳と思考誘導が施されているこ とが明らかになった。責任能力の欠如は彼女に課せられた 余罪を消すのに十分なものだったが、空中都市には既に国 家という枠組みが形骸化しており、異世界に生れた彼女た ちを裁く法が整っていなかったことが問題になる。イムセ に情状酌量の措置を取ることは、今後の異世界出身者の裁 判に多大な影響を与えるものとして、特異錬成術師には余 罪の追求が期待された。しかし、結果は多くの者が知る通 り、無罪放免という前例を作る判例となった。
イムセは特異錬成術師との面談の際に『これからのこと』 を提案された。洗脳の除染により空虚と化した心に、男の 語る未来は毒のように染み込み、未来への希望という呪い が彼女に降りかかった。そして、男は信頼する場所として 『アメンテト』が運営する楽園信仰教団を彼女に紹介し た。病院のベッドの上で初恋という病に罹患させられたイ ムセは、跳ねるかのような心臓の鼓動を抱き締めて、夢の ような未来を思い描く。そして、過去が暴力によって貶め た彼女の価値は、教団の使徒として多くの人を救うことに よって様々な陣営から見直されることになる。
楽園信仰教団の使者として、イムセは過去に胸を張れるよ うに生きてきた。誰が見ても尊いと呼べるような行動に殉 じ、多くの人の心を救い続ける。それは、教団で過ごす内 に憧れを抱いた『アアルの丘に向かう人々を護衛する悪霊 』の逸話から学び、志した理想の在り方だった。第三世界 では、生を全うした善良なる魂は悪霊と呼ばれる存在によ って大いなる死の神の元へ導かれる。暴徒として罪を犯し た彼女は自らを悪霊と重ねており、錬成術の行使が引き起 こす浸食症状は、少女の純粋な憧憬を歪め、その在り方を 変質させていく――。
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