※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるので参考程度に留めておいて下さい。 ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬■術師『杯』。元老院第三席当主が保有する個人戦力。 その素性・実力は定かではない。 唯一彼女についての記録が残るのは錬成術師登録を行った際の試験のみだが、 その際にはエナジー適正の検査で不可解な計測機器のエラーを引き起こし記録が残らず、 実技においても監督官が全員数か月もの間謎の意識不明状態に陥るなどの異常事態が発生したとされる。 にも拘わらず、どうして彼女が問題なしと判断され戦技錬成術師として登録されたのか、知る者はいない。
この魂に刻まれた嘆きと後悔の記憶が胸を締め付ける。 あの世界で、私は大いなる存在の一柱だった。 敬愛する女神に仕えし八柱の聖獣。 『怒り』『嘆き』『まどろみ』『導き』『傲慢』『希望』『無垢』――そして、私の魂の原型たる『杯』。 人の器を見定め、その者に相応しき定めを注ぐ権能。 善には幸福を、祝福を、喝采を。悪に不幸を、呪いを、怨嗟を。 ああ、なんて笑える話だ。こんな私の権能が人の器を見定めるなど。 他ならぬ私の杯こそ、汚泥のような汚れた闇で満ち満ちているというのに。 アルカディア、私は――
『無垢』の聖獣は、『杯』であった私の最も親しき友だった。 何にも染まらぬ純白、その美しき器は私を魅了した。 だからこそ、忌まわしき逆理の侵略者たちへの憎しみは尽きない。 『杯』の最後の記憶は、『無垢』が無数の雷に貫かれ無数の肉片に変わり、絶叫する己を禍々しき風の杭が貫き吹き飛ばした瞬間のもの。 だが・・・・もはや恨み言を口にする権利も私にはない。 この身もまた、逆理を受け入れ、神理への反逆者へと堕ちたのだから。 だが、それでも・・・・取り戻した友を二度と失わないために。アルカディア、私は――
神殺しの星、その一片を心臓へと宿したこの身は最早、神格に非ず。 世界の定め、神の理に仇成す逆理の化身。遠き記憶の理想郷にはもう戻れない。 ならば、この穢れた魂、忌まわしき器を引きずり、逆理の天で生きていこう。 隣には最も大切な『友』がいる。彼女を守り、生きていこう。 その為に、我らを滅ぼせし者どもにも頭を下げよう。 だが、覚悟しろ。 もしも僅かでも機が訪れれば――汚濁の杯に満ちた毒で、貴様ら全て、苦悶の底へと沈めてやろう。 その時こそ私はようやく、アルカディアに顔向けができる。
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