※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるので参考程度に留めておいて下さい。 ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
■■■登録名「ファルシュⅡ」。突然姿を現し、導守梢の旧友と名乗る。 実際に過去『朝霧花蓮』という錬成術師は存在していたが、記録上では十年前の大襲撃より少し前に事故で死亡したことが確認されている。 なぜ十年もの時を経て『朝霧カレン』を名乗り梢たちの前に現れたのか。 それは彼女の笑顔の裏に隠されて、誰も知ることはできない。
『目覚め』から数日。少しだけ気持ちも落ち着いてきて、もともと習慣だった日記をつけ始める。 検閲を受けなくてはならないようだが、仕方ないだろう。信じがたいことだが、 私は確かに一度■んだ。 自分の■■の鼓動が止まる感覚は今でも鮮明に思い出すことが出来る。次に目覚めた培養槽の中で、 私の体は元通りで……研究者たちはわざわざ説明してはくれなかったのだけれど、 彼らの言葉の端々から推測するに、どうやら私は■■■■らしい。 こうして記憶までちゃんと持っているのに、私は『朝霧花蓮』とは■■存在……なんて、恐ろしいんだろう。
ここでの生活は、なかなかにつらい。させられるのは、私がどれほど完璧に『■■■■』を再現できているか。 錬成術の技能、エナジー適性、戦闘技術、肉体の成長度合い、あるいは趣味嗜好といった部分まで。 研究者たちはどうやら、完全な■■■■を作れたかどうかの確証が欲しいようだ。 自分が本当に自分であるか――なんてことを証明する術などあるものだろうか。 疑問に思いながらも、私は彼らに逆らうことは出来ない。 この二つ目の心臓に仕込まれた爆弾は、彼らの気分次第で、いつでも私に二度目の死を与えるのだから。
どれだけの時間を暗い研究所で過ごしただろう。 どうやらこの実験への出資が取り消されたとのことだ。 風の噂に私はどこかの権力者の元に引き取られるらしいという話を聞いた。 錬成術師としてのスペックを評価されたらしいが……何をさせられるのか、今から憂鬱だ。 こんな研究に関わる人間、まともでないのは容易に想像できる。 こうして就寝前に日記を書いていると、ふと思い出す。 私の不器用な親友は元気でやっているだろうか。 私は、また彼女に会えるだろうか……会いたい。会って、言葉を交わしたい。今私の胸にある望みは、ただそれだけだ。
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