※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『カガミ・サヨ』。幼少期にアルケミーで 暮らしていた彼女だが、父親は違法な研究に携わっていた という疑いをかけられ指名手配されたことを切っ掛けに、 父と共に逃亡生活を送ることになった。父は言葉数の少な い人物で、自分にかけられた嫌疑に関して小夜にすら多く は語らず、むしろ彼女だけでも平和に生きられるようにと 自分と縁を切ることを望んですらいた。だが、他ならぬ小 夜が父を信じ離れようとしなかった。それから数年後―― 小夜は、父の亡骸と共にヘルメスへと出頭した。
もともと小夜は身寄りのない捨て子だった。それを父が拾 い育ててくれたのだ。父は口数の少ない人だったが、どん なに忙しくとも夕食は必ず一緒に食べるようにしてくれた し、小夜が体調を崩したときはずっと傍にいてくれた。彼 女にとっては間違いなくいい父親だった。だからこそ、父 への嫌疑は間違いだと確信していたし、父が弁明を口にし ないことにも理由があるのだと信じていた。しかし、ある 時……逃亡生活の中でふと父はこぼす。自分の関わってい た研究は、優れた錬成術師を作り出すために命を弄ぶ違法 研究であったのだ、と。
父は逃亡生活の果てに小夜に全てを打ち明けた。自身が実 際に違法研究に手を出していたこと。そして、彼女こそが その研究の成果として生み出された人造錬成術師であり、 小夜に対し情を抱いてしまった自分がその存在を隠してい たことが発覚して追われる身となったということを。それ を聞いた小夜の胸にこみ上げたのは、父に対する親愛だっ た。はじまりがどうであれ、自分を娘として育て、愛情を 注いでくれたことに間違いはないのだから。娘にしてくれ たことへの感謝の言葉を聞き、初めて小夜に涙を見せた父 は翌朝、己の首を短刀で裂き自殺した。
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