※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『コザキ・ヤチヨ』。一年前にとある違法 研究所から救出された少女。救出当時、様々な実験の被検 体として利用された結果、瀕死の重傷を負っており、治療 に当たった医師たちは一命をとりとめたのは自分たちの腕 によるものではなく奇跡だと口を揃えて言った。研究所で 遭った経験により目覚めた後も心神喪失状態にあったが、 彼女の救助にも参加した都市所属錬成術師が献身的に付き 添い、数か月をかけて彼女の心を癒していった。
違法研究の被検体として様々な薬品を投与された夜千代 は、幼少の記憶を所持していない。救出当時、彼女の遺伝 子情報から戸籍を特定するまで、研究所の人間たちです ら、彼女の本当の名前を知らなかった。戸籍から、彼女の 両親は約一年前に墜落した航空船に搭乗していたことが判 明した。当時はタナトス襲撃によるものと考えられていた 事件だったが、これにより人為的なものと判明し、彼女の 外にも生存している行方不明者がいるのではないかと再調 査が開始されることとなった。しかし、現在にいたるまで 発見された者はいない。
違法研究所から救出された直後、夜千代はまともに人の言 葉を放せなかった。彼女が口にできたのは、たった一つの 『音』だけ。それを聞けば誰でも、彼女が一体どれほど酷 い目に遭っていたかを理解できてしまう。違法研究所の検 挙に参加した都市所属のとある錬成術師は、救出時、夜千 代のあまりに惨い姿に我を見失い研究所の人間に対し過剰 なまでの暴行を加えたが、現場にいた誰もがそれについて 報告せず、暴行の事実は無かったことにされた。しかし該 当の錬成術師は約半年後に責任を取る為か、自主退職した という。
夜千代の肉体には、未だに違法研究の痛ましい傷跡が残っ ている。毒薬の類まで試験させられていた彼女の傷の中に は、未だに治癒せず痛み続けるものや、膿み続けるものま である。その上、多くの薬品の試験をさせられたことで異 常体質となり、治療薬や痛み止めの効果を無効化してしま うため、彼女自身の自然治癒力に任せ緩やかに直していく 他ない。果たしていつ完治するのかは医者にも目途が立て られていない。しかし夜千代本人はそれをさほど苦には感 じていない。研究所にいた時と比べれば、こんな痛みは、 痛みとすら呼べないから。
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