※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
ストーリークエスト「黄昏の海の瞬くひと時」の報酬ユニット
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『シラズミ・アリア』。白煌都市で生まれ 育った彼女は優しい両親と祖父母に囲まれ、何不自由ない 幼少期を過ごした。その状況は10年前のタナトスの大襲 撃により一変し、両親と祖母を失ったアリアは貧しい生活 を余儀なくされた。しかし、アリアはそんな生活の中でも 希望を見失うことはなかった。錬成術師としての才覚が芽 生えてからは、その力を誰かの助けとなるため、平穏な世 界のために使いたいと思うようなり、その願いを叶えるた め、彼女はアルケミーの門を叩いた。
両親の死後、アリアの家族は祖父ひとりになった。大襲撃 の直後、食料プラントが破壊された影響で白煌都市に飢餓 が蔓延し、庶民にとって死と隣り合わせの毎日だったが、 支配階級である貴族達が貧しい者達に手を差し伸べること はなかった。そんな危機的な状況下で、教師であった祖父 は大襲撃により家族を失った孤児達を家に受け入れ、生き る術を与えようと奔走した。手伝いに追われた日々は幼い アリアにとって辛く厳しいものだったが、誰よりも優しく 、そして強い祖父の背中を追い続ける中で芽生えた癒しの 精神は、彼女の中に確かに根付いていった。
アリアは大襲撃で身寄りを失い、祖父に引き取られた多く の孤児達の姉代わりとして幼少期を過ごしてきた。子供た ちの笑顔は彼女の心の支えで……けれど、どうしても取り こぼす存在は出てしまう。行く当てのない孤児の中には飢 餓などで亡くなる者もいた。失われる笑顔に酷く心を痛め た彼女だが、多すぎる孤児をすべて受け入れ、養う余裕な どどこにもない。だから、幼いアリアは自分の少ない食事 を減らして、それを分け与えて歩いて回った。自分の身を 削ってでも誰かが笑顔になるのなら--その想いが今の彼 女の心を形作っている。
誰かの助けになりたいという強い気持ちを胸に戦うアリア だが、不安に襲われる瞬間がある。日に日にエナジーに侵 され、指先から徐々に力が入らなくなる手足。身体がゆっ くりと朽ちていくような感覚。それはいつか自分がいなく なる瞬間を想起させる。けれどアリアが恐れを抱くのは、 それ自体ではなく、既に一度家族を失った経験を持つ血の 繋がらない姉弟たちに、再び家族を失う悲しみを背負わせ てしまうのではないかということに対して。それでも、既 に引き返すことなど出来ない場所まで、彼女は来てしまっ たのだ。
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