天穹ノ彼方の錬星郷「ソラカナ」攻略まとめ Wiki

非登録錬成術師『アメン・アル・ファタフ』。第三世界に
おいて新興宗教団体『真理の羽根』に所属していた錬成術
師。真理の羽根は偽りの神であったタナトスや異世界であ
るアルケミーの介入をよしとせず、それらの勢力の排除を
目的として活動している組織である。エナジー適性の高さ
を認められたアメンは、その長から、かつて世界を去った
神が遺した神器を与えられ、それにより高い戦闘能力を手
に入れる。以降、アメンは真理の羽根の意に従うままに、
アルケミーや第三世界の軍部に対して攻撃をしかけていく
ようになった。

第三世界に新しく興された宗教団体『真理の羽根』。その
一員として、アルケミーからの復興支援に対する妨害行動
を取ってきたアメンは、特異錬成術師によって鎮圧され
た。ただし、彼女と戦闘を行ったナナイは、アメンが洗脳
状態であったことを証言し、特異錬成術師と共にアメンの
処遇について第三世界の軍部へと情状酌量を求めた。その
申し立てによって、軍部およびアルケミーは今後『真理の
羽根』の対応、およびいまだ大きな脅威である『腐使』の
対処に協力することを条件に、保護観察処分という裁定を
下した。

第三世界にて、神器と呼ばれる秘匿物を手に復興支援の妨
害活動を行っていたアメンは、特異錬成術師によって洗脳
を解かれた。自意識を取り戻したアメンは、自らの行いに
よってなにが奪われ、なにを得たのかと後悔の念を抱く。
それでも俯くことがなかったのは、赦されたから。赦され
た以上は、その赦しに相応しくあるために。そして、他の
人たちにも赦されるために、償いを続けなければならな
い。その覚悟を胸に宿したアメンは、救出されてからは軍
部に強力する形で腐使を狩り、様々な形で人々の手助けを
行っている。

第三世界の神とされるウェシルは、アメンたちが持つ神器
はかつて彼女の片割れであった黒き神が秘匿していたもの
であると、特異錬成術師に伝えた。輪廻が歪み虚構に満ち
た世界に、死の安寧を取り戻すためのそれらには、黒き神
の力の残滓が宿っている。ゆえにそれを担う者の魂は、や
がて大きな代償を払うだろう。それを特異錬成術師から伝
え聞いてもなお、アメンは手にした神器をさらに強く握っ
た。この力で償い続けることができたなら、たとえ自らの
魂が歪み墜ちたとしても後悔はしないと。

アメン・アルファタフが、手にした神器と誓約、そして特←「アルファタフ」原文ﾏﾏ
異錬成術師の能力により、その力の限界を超えて引き出し
た姿。赦されるために償い続けるという彼女の誓いは、こ
の力によって果たされることとなる。手にした神威を宿す
刃は歪んだ魂に安寧をもたらし、輪廻の輪へと送る。迸る
雷撃は天へと昇り、寂寥と諦めに満ちた空を引き裂くだろ
う。それこそがアメンの望む償いの形であり、黒き神の遺
した神器への誓いでもあった。