天穹ノ彼方の錬星郷「ソラカナ」攻略まとめ Wiki

錬成術師登録名『ネチェル・アメミト』。第三世界が解放
されてすぐにアルケミーへ移住してきた人物の一人。優れ
たエナジー適性を持ち、戦技錬成術師として期待されてい
たが、本人が自らを『ウェシルの使徒』だと自称しはじめ
るようになった。その後、本人の希望により、同時期に第
三世界からやってきた、同じく使徒を名乗る錬成術師と共
に特異錬成術師の管理下に置かれることになる。第三世界
の神であるはずのウェシルの使徒を名乗りながらも、信仰
や第三世界については興味がないようで、毎日のようにア
ルケミーの街を練り歩く姿が目撃されている。

第三世界の神ウェシルの使徒であるネチェルだったが、彼
女自身はウェシルやその世界に対していい感情を抱いてい
なかった。第三世界の人間としては珍しい無宗教だったネ
チェルはタナトスはもちろん、ウェシルにも、古き死の神
に対しての信仰もなく、また宗教だけでなく、何物にも縛
られることのない生き方を望んでいた。そんなネチェルが
ウェシルの使徒となったことについて、同じ使徒の中でも
疑問視されている。

第三世界の神の使徒であることの影響か、ネチェルのエナ
ジー適性はアルケミーの中でも最高クラスの数値となって
表れていた。ネチェルの性格上、出力が不安定なことは否
めないが、それでも特異錬成術師にとって大きな戦力とな
ることは間違いない。しかしネチェル本人は自らの技能を
高めることに興味はないらしく、最近はお気に入りとなっ
たらしいアルケミー内のアイス屋によく入り浸っている。

ウェシルによって『使徒』にされたネチェルだったが、彼
女にはある特性が備わっていた。罪のにおいがわかる――
本人の申告のもと、犯罪者を用いた実験を行った結果、彼
女は確かに罪人を見抜いていた。そして、彼女は『罪』と
いうものに対して異常なまでの嫌悪感を示し、時には自ら
が罰を与えることを望むことが判明した。彼女の持つ特殊
性の強い性質に対して、研究員からはさらなる検証や実験
が提案されたが、ヘルメスの上位機関により、ネチェルに
対する研究及び過度の干渉が禁止された。