天穹ノ彼方の錬星郷「ソラカナ」攻略まとめ Wiki

非登録錬成術師『ビルギット・エンリル』。寂静都市の領
主による私設傭兵組織クルーエルのなかで獅子座の部隊長
を務める。先天的にエナジー受容体の発達が著しく、膨大
な量のエナジーを扱うことができた。そこに寂静都市の合
法非合法問わない様々な実験を受けることによって強化さ
れ、元来有していた風の属性に加えて闇のエナジーを扱う
術を習得。錬成術を使用しての戦闘行動においてはかの『
串刺しの乙女』を抜いてクルーエル内でも最強と称され
る。

ビルギットは莫大なエナジーを扱う術を有しているもの
の、それを完全にコントロールできているわけではなかっ
た。特に戦闘中に脳内物質の分泌が増した際に不要なほど
の錬成術を行使し、周囲を彼女のエナジーによる嵐で吹き
飛ばしてしまったことも一度や二度ではない。そのため、
ビルギットが部隊長を務める獅子座は現在、ほぼ殲滅戦専
門の部隊となっている。成果物の確保などを必要としない
殲滅戦においては力をセーブする必要もないため、ビルギ
ットは最強の名の通り、著しい戦果をあげ続けている。

七大都市に数えられながらも、他の都市との表立っての交
流を断っている寂静都市では、領主の主導により様々な非
人道的な実験が繰り返されているという噂が囁かれてい
る。その影響かこれまでアルケミーに渡ってきた人材は全
て通常よりも早く、重度の浸食症状に侵されていた。しか
しビルギットは莫大なエナジーとそれを用いての錬成術を
行使しながらも、その精神に異常性は見られなかった。そ
のため、特異錬成術師を介して寂静都市についての質問を
行う。しかし、重要な事柄についてはなにも知らないよう
で、新たに得られた情報は皆無だった。

とある任務のためにアルケミーへ渡ってきたビルギット
は、強大な戦力でありながらも安定した精神を有している
ため寂静都市の領主にとって貴重な存在であった。ゆえに
彼女自身もかの都市へ戻ることを希望し、結局、任務終了
後は特異錬成術師の仲介もあり、寂静都市への強制送還と
いう措置となった。このことについては一連の出来事を知
る一部から疑問の声もあがっているが、上位統制局の判断
による決定とされている。噂では■■■の第■席の口添え
があったとされているが、その真偽は不明である。