天穹ノ彼方の錬星郷「ソラカナ」攻略まとめ Wiki

錬成術師登録名『レイラ・セレケト』。
第三世界の神ウェシルを信仰する教団に所属する『使徒』なのだが、積極的な信仰活動は行ってはいない。
特異錬成術師の管理下に移ったのは、他でもない本人の希望によるものであり、教団の意向は一切関与していないとレイラは主張する。
実際、彼女の私生活における特異錬成術師への献身はアルケミーの錬成術師と比べても遜色なく、
また『使徒』である影響からかエナジー適正も高いため、戦場での活躍も期待されている。

ウェシルを信仰する教団に所属する『使徒』であるレイラは、その内に宿す神の欠片を安定して使いこなしている。
その力によって、エナジーの強化はもちろん、彼女は同じ種類の力の持ち主である『使徒』を一目で見抜くことができる。
一見すれば理想的な使徒であるレイラだったが、どういうわけか教団の目的である、
ウェシル教の再興については積極的に関与せず、今回、特異錬成術師のもとへの異動をアルケミーに志願した。

ウェシル教団に所属しながらも、布教活動に消極的なレイラは、教団を離れ特異錬成術師の管理下への異動を自ら志願した。
世界を捨てたウェシルは、例え信仰を取り戻しても、虚構の都市へ再臨することはないだろう――レイラは自らの宿す神の欠片から、そのような直感を得ていた。
その一方で、高いエナジー適正はもちろん、私生活においても『英雄』である特異錬成術師への献身を惜しまないというレイラの異動は、
ヘルメスにもすぐに認められ、アルケミーへとやってくることとなる。

使徒でありながら、アルケミーで特異錬成術師を支えるレイラは、密かな願いを打ち明ける。
神に代わって、虚構の民が進む先を示す先導者になってほしい――しかし当然、特異錬成術師がこれを受け入れることはない。
人が進む道は誰が決めるものでもなく、自身が選ぶものだという彼の言葉に、レイラは自らの行為を恥じる。
しかし同時に、やはり彼こそが世界を導くに相応しい器なのだと再認識した。
世界を捨てた神ではなく信仰に囚われた教団でもなく、賢明な『英雄』のために、使徒の力を揮おう――
静かな月光の下、レイラは確固たる決意を胸に抱いた。