※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『サザナミ・ヒオ』。 水宮都市の小さな属都市の出身。 彼女の生まれた都市はごく小規模な街であったため、 同世代の人間は少なく、氷音は常に大人と触れ合い育ってきた。 その影響により、氷音は真面目で大人びた性格に育ち、 今では同年代の錬成術師たちを取りまとめることが目立つようになっていた。 そんな彼女だからこそ、突如として暴走状態に陥り、周囲の錬成術師たちを襲ったという事件に、 錬成術師たちはもちろん、アルケミーの一部研究者も驚きを隠せずにいる。
氷音の錬成術師としての適性は平均の域を出ないものであったが、 持ち前の几帳面で大人びた性格もあり、研究職員の助手として重宝されていた。 氷音自身も、自分は戦闘より研究のほうが向いていると考えており、自ら積極的に研究棟へ出入りしている。 現在は主に現役の戦技錬成術師兼優秀な研究者である少女のもとで助手として日夜励んでいる。
生真面目な正確である氷音は突如として暴走し、特異錬成術師や その周囲にいた錬成術師を襲撃したことに対して、強い責任を感じている。 そのため、現在では本来不得手であるはずの戦闘にも積極的に参加する。 暴走以後、氷音のエナジー適性は以前を上回る数値を計測しており、 手甲に備わった爪は触れたものを凍らせるほどの冷気をまとい、敵を砕いていく。 彼女をよく知るある研究者は、優秀な助手が自ら最前線に立つことに対して、 物寂しさとかすかな違和感を覚えている。
暴走状態から救われた氷音は、自ら最前線に立ちタナトスと戦いながらも、怯えていた。 それは決してタナトスに対するものではなく、自分が暴走した時の状態―― 深い水底に引きずり込まれるような、冷たい感覚に対する恐怖。 二度とあの恐ろしさを味わわないために、氷音は強くなることを求め、自ら戦いの道へと進む。 その決意に応えるかのように、氷音の纏う手甲は巨大化し、 タナトスの部品すらも握り潰すほどの力を発現しはじめた。 氷音はまだ、その力こそが自らの破滅を加速させていることを認識できずにいる。
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