※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるので参考程度に留めておいて下さい。 ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『ライカロウ・マリカ』。 風光明媚な観光地として有名な、悠久都市の属都市『遊興都市』の出身。 実家は遊興都市でも有数の土産物屋で、幼い頃から看板娘として接客の手伝いをしていたことから、人の視線や感情の機微に敏感。 楽しそうな観光客を間近に見て育ったことで、笑顔こそ最も尊いものであると考えている。 そのため、過酷な運命にある錬成術師たちにも笑顔でいて欲しいと、冗談を言っては周囲の空気を和ませている。 その姿は一種の清涼剤として、戦いに身を置く錬成術師たちにとっても憩いとなっている。
『落ち込んでいても、客が逃げるだけ。無理にでも笑って楽しませないと』 幼い頃、両親に言われたその言葉が茉莉花の行動理念になっている。 たとえ辛い状況に置かれても、へこたれていてはしょうがない。 そう思っているからこそ、タナトスとの過酷な闘いが続く日々の中、彼女は周囲の人間をからかっては他の錬成術師たちの雰囲気を和らげている。 仲間たちが、この辛い現実に、へこたれないようにと。 その気遣いに気づいている者もいない者も、自然と茉莉花の周囲に集まり、今日もまた賑やかな輪が出来上がる。
観光地として有名な遊興都市の土産物屋という、賑やかな環境で育ったため、 茉莉花はひとりでいることや静けさに対して、つよい寂寥感を覚えるようになっていた。 アルケミーに来てから、笑顔を何よりも尊いと感じて周囲をからかい、冗談を言っては仲間たちを賑やかにするのも、 本当は彼女が誰よりも孤独と寂しさに耐えられないから――そのことに茉莉花自身が気づいたのは、エナジー汚染が進み、侵食症状が表れてからだった。
茉莉花の侵食症状は、周囲の喜びが痛みへと変換され、電流のように全身を苛むというものだった。 痛みの程度は感情の強さによって変わるものの、他人を笑わせることは茉莉花にとって苦痛ともなってしまう。 代わりに『悲しみ』や『怒り』といった暗い感情は茉莉花にとって心地いい刺激となりその全身を優しく包む。 『他人の不幸は蜜の味』――その言葉通りの快感を、無意識に望んでしまう自分を、茉莉花はひどく嫌悪する。 自己嫌悪に陥った彼女は、人との交流の一切を断ち、周囲を取り囲むあらゆる感情から逃げ出した。
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