※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。 ※LS2の解放には解放結晶1個を消費します。
※同じタイプでも多少の誤差があるので参考程度に留めておいて下さい。 ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『ナナイ・ハルウェル』。タナトスの支配 から解放された第三世界においてウェシルを信仰する教団 に所属している。ナナイは自らをウェシルの『使徒』と名 乗り、信じる神への信仰を取り戻すため、第三世界におい て英雄として名を馳せつつある特異錬成術師のもとへ派遣 されることを希望した。希望通り特異錬成術師の管理下に 置かれることになったものの、ナナイにとっては自らが信 奉するウェシルこそが唯一絶対であると言うことを憚ら ず、上層部は彼女の扱いについて再考の必要性を検討して いる。
第三世界よりアルケミーに派遣されたナナイはウェシルの 使徒であることに対して誇りと執着を強く抱いていた。ウ ェシルを信仰する教団において、使徒とは神の寵愛を受け し選ばれた人間であると考えられている。だからこそ、彼 女は自らの働きによって失われた信仰と神の威光を取り戻 すことを渇望する。彼女にとって自らが信じるウェシルこ そが絶対であり、第三世界において英雄と呼ばれる特異錬 成術師のもとへやってきたのもそのためである。偽神を追 放した英雄、ひいてはアルケミーすらも、彼女にとっては 崇拝するウェシルのための踏み台に過ぎない。
第三世界の神ウェシルを信仰する教団から派遣されたナナ イは、アルケミーの研究機関への協力を、外交問題を持ち 出しては頑なに拒み続けていた。しかし特異錬成術師に対 してはいくつかの有用な情報を与えている。『使徒とは、 ウェシルよりその欠片を賜った者』という使徒の定義も、 そのうちの一つである。この"欠片"が何を指しているのか は特異錬成術師ですらもナナイから教えられなかったらし く、恐らく教団の中でも最高機密に位置する情報である と考えられる。
自らの崇拝するウェシルの信仰を取り戻すためにアルケミ ーへやってきたはずのナナイだったが、特異錬成術師と過 ごす日々の中で、それだけではない『彼自身に対する』感 情が芽生え始めていた。正しく英雄である特異錬成術師の 姿に、ナナイは次第にウェシルに対するものとは別の敬愛 の念を抱く。崇拝するウェシルと敬愛する『彼』――それ は自身にとって間違いなく特別な存在であり、かつてウェ シルにのみ捧げられていた守護の焔は、特異錬成術師の行 く道を照らす篝火となり、信念無き虚構都市に大きな変容 をもたらすことになる。
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