※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名「ヒジリカワ・ショウコ」。 幼少期からアルケミストとして、アルケミーに所属し、現役では古参に数えられる。 その実力は確かなものだが、本人に戦闘や訓練に対する意欲がなく、普段から放蕩に過ごしているので落第者として扱われることは多い。 ただし、酒でとことん酔った彼女を見た者は口をそろえてこう言う。 「聖川祥子には気を付けろ」と。
幼少時からアルケミストとして、優れた才覚を見せ、戦技錬成術師としてアルケミーに所属していた。 10年前、まだまだ錬成術師としても精神的にも未発達だった頃にタナトスの大襲撃が起こり、緊急の応援要員として駆り出された。 その際に、命が軽々と屠られていく惨劇を目撃したことから、一時期は自分だけの世界にとじこもり、あらゆるものを拒絶するほどに追い込まれた。 長いカウンセリングを経て普通の生活を送れるようになったが、過去に負った心の傷は、ときおり顔を覗かせる。
幼少期から才覚を示し、10年前のタナトスの大襲撃にも出撃した彼女の心には、深いトラウマが刻み込まれている。 長い時間を経て、徐々に凄惨な記憶との折り合いもつけられるようになってきた彼女が手を出したのは、さまざまな気持を紛らわせることのできる酒だった。 飲んで、飲んで、ひたすら飲むことで辛い記憶を忘れ、ゆらゆらとした意識で今を過ごし、楽しむ。 それが、祥子の出した「生き方」だった。
辛いことも、苦しいことも、酒を飲んで頭をバカにして忘れてしまえばいい。 どこかで誰かが軽口で告げるような言葉だが、祥子にとっては、それが「生き方」だった。 幼少期に刻み込まれたトラウマも、戦い続ける苦痛も、忘れられるのならばいくらでも酒を飲めばいい。 頭がおかしくなるまで飲んで、飲んで、飲み続けて、いっそ普通の思考などできないくらいに酒に狂ってしまえばいい・・・・・・そうして彼女は現実に背を向け、曖昧な幻惑に陶酔していく。 あるいはそれこそ、「正気を失う」というもっとも単純で、もっとも辛い浸食症状なのかもしれない。
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