※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
10年前の大襲撃に際し、那由奈は大切なものをいくつも失った。 家族も、友人も…… そして、いつか夢見た幸せな未来も。 少女ならだれもが一度は願っても不思議ではない当然の願い…… それを奪われて、けれども彼女は挫けなかった。 昼行燈で、怠け者。 けれどもその実、彼女はひたすら強く、希望の未来を願っている。
なにかにつけて訓練をさぼり、気ままに振る舞う那由奈。 新年を迎えるこの日も、彼女は訓練どころではないと弾む足取りで寒空の下へと飛び出す。 そうして親がアルケミーで研究に没頭して構ってもらえない子供たちを集めて、さまざまな遊びに興じる。 そんな彼女はいつも子供たちの人気者で…… けれど、そうして子供たちに慕われ、笑顔に囲まれるたび、那由奈の胸はチクリと痛む。 自分は叶わない希望を彼ら、彼女らに重ねて、 寂しさをごまかす道具にしているのではないか、と。
普段の飄々とした態度も、猫のように気ままな行動も、那由奈のほんの一面でしかない。 彼女は誰の目にも触れない場所で、ただひたすら、己の力を研ぎ澄ませる。 生体拡張という異質な錬成術に優れた彼女が目指す終着点に向けて。 たとえそれが誰に認められないものだとしても。 彼女はどんな孤独も覚悟して歩み続ける。 明るい笑顔で、その想いの全てを覆い隠して。
10年前の事故で、那由奈の身体は子供を産む機能を失った。 それは、現在の医療でもどうしようもなく、奇跡を願う他に術は残されていなかった。 だから、那由奈は決めた。 軌跡などではなく、自分でつかみ取るのだと。 そのために力を求めた。 奇異の目で見られても、生体拡張という異質の錬成術を身に着けた。 彼女の異形化した姿…… その身を包み込むような胞衣は、きっといずれ、禁忌と呼ばれる領域へと――。
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