※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも成長後の数値は多少の差があるので参考程度に留めておいて下さい ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『ハルフキ・イオリ』。錬成術師によって構成される警備組織「モルスの杯」の人間で、 年に一度、各界の要人を招いて催される桜花都市の桜祭りの警護を依頼されるほどの実力を持つ。仕事に 対し真摯に取り組みつつ、クライアントに対し過干渉せずに仕事をこなす姿勢は非常に評判がいい。ただ、 弁えて干渉しないというわけではなく、人付き合いが苦手でどう歩みよればよいかわからない結果一歩下が った態度なってしまっているというのが実際のところである。
錬成術師によって構成される警備組織「モルスの杯」のメンバーとして、いおりは数々の活躍を見せてきた。 彼女の行動のすべては、何かを守るという一点に集約される。人の笑顔が好きだから。幸せな時間が大好きだ から。言葉で語ることは得意ではないけれど、代わりに刃をもって大切なもの全てを守り抜く。強く尊いその 意思が、あらゆる障害を貫く力へと変わる。積み重ねた実績こそが、彼女の想いの強さを物語っている。
元々、いおりはどこにでもいる普通の少女だった。人よりも少しだけ口数は少なかったけれど、幸せな家庭に 生まれ、優しいぬくもりにつつまれて暮らしていた。それはまるで、穏やかな春のような記憶。けれど十年前 のタナトスの大襲撃によって幸せの春は奪われた。家族も、友人も、時折挨拶を交わすだけだった隣人すらも、 すべては戦火の中へと消えていった。奪われる悲しみと苦しみを、いおりはよく知っている。だからこそ、誰 にもそんな気持ちを味わってほしくないから、彼女は守るために槍を握り締める。
干乾びる夏も、朽ちて散る秋も、吹き荒ぶ冬もいらない。欲しいのは幸福と芽吹きに満ちた春だけ。今この瞬間がどれほど尊いものであるかを 誰より知っている。だから、いっそ時が止まってしまえばいいのにと、いおりは願う。けれど、世界の理は残酷なまでに正確に時を刻み、あら ゆるものを奪っていく。叶わないと知りながら、それでも願い続ける。止まれ、止まれ、悲しい未来に進むくらいならこの場所で永遠に止まっ ていたい。想いは次第に膨れ上がり恐怖と怯えに姿を変える。秒針が一つ進むことが、彼女にとっては狂ってしまいそうなほど恐ろしい。
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