天穹ノ彼方の錬星郷「ソラカナ」攻略まとめ Wiki

錬成術師登録名『シン・ルェイリー』。
『カーヤ楽団』のストリングスと楽団のマネジメントを担当する。
いつも上機嫌で和やかな彼女は、ほかの楽団員に比べて落ち着きがあり、
『カノン』や『サラス』のお姉さん役として立ち回ることが多い。
人の笑顔を生み出すことを生きがいとしており、余暇を見つけてはつまらないダジャレを考えている。

ルェイリーの奏でる音は光のエナジーを纏い、聴く者に多幸感を与え、精神を安定させる。
その力は神の御業と呼ばれ、多くの楽団から招致を受けた経験があるが、彼女はすべての誘いを断り、
『カーヤ楽団』の一員として活動を続けている。
しかし、その力は錬成術師の士気高揚の手段として有用であり、ヘルメスからは軍楽隊への所属が期待されている。

志を共にした幼馴染の一人がこの世を去ったとき、ルェイリーは大切な人の『悲しみを拭う力』を求めた。
幸福を告げる音を奏でる双剣『福音』が空を切る音色は、聴いた者に安寧を与え、苦痛を忘れさせる。
それは切り裂いた敵にさえも影響し、無為な争いが続けば続くほど、相手は出血や損傷に気づくことが出来なくなり、
気づけば痛みを知ることなく、その命を失うことになる。

過ぎたるは及ばざるが如し―暴走したルェイリーの生み出す幸福の音色は、既に常人には許容しがたい域に達しており、
耳にした人間の心を破壊するまでに至った。
ただ人々の幸せを願った彼女の指先は、エナジー浸食によって現実世界にまで影響を及ぼし、その思いに比例して、
人の命を奪う能力が高まっていく。
故に、彼女が大切に思う人々へ彼女の音楽が届く日はもう２度とない。