※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるので参考程度に留めておいて下さい。 ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
錬成術師登録名『セラ・ラスティハート』。貴族制度を採用している白煌都市において、 最高権力者である『王』の次に大きな力を有する三大貴族家のひとつであるラスティハート家の息女。 貴族でありながら白煌都市の貴族制度に対して疑問を感じており、民がよりよい暮らしをするためには 貴族制度廃止が必要ではないかと考えている。 しかし、その理想を実現させるためには言葉だけではなく明確な力が必要だと『ある事件』で痛感しており、 その力を得るためにアルケミーへやってきた。
白煌都市では貴族と呼ばれる権力者と平民とで明確な地位の違いが存在する。 民は貴族に尽くし、代わりに貴族は民を守る。そんな理想論は形骸化し、今や貴族から民への施しは殆どなく搾取ばかりが行われている。 そんな現状に胸を痛め、少しでも市民が暮らしやすいよう都市の在り方を変えたい。 そう願い行動する聖良は市民から『聖女』と呼ばれ、敬われていた。搾取してばかりの貴族や、 それを見てみぬふりをする王よりも、より自分たちを思ってくれる聖女にこそ人心が集まるのは当然のことで、 それが理由で彼女は多くの貴族から疎まれていた。
聖良は日々市民を想い、心を砕いていた。 敬う者は多く、今まで権力に不満を抱いていた市民が、彼女の声ひとつで一斉に蜂起するのではという不安が貴族間で生まれ始めていた。 都市全体に緊張感が走る中、とある貴族が無礼を働いたとして平民の少女を手打ちにしたことを切っ掛けとして暴動が起こる。 争いは何も生まないと人々を止めようとした聖良の声も虚しく暴徒と化した市民は貴族たちが保有する錬成術師部隊と衝突し、 多くの被害を出す結果となった。 聖良はその一件で、言葉だけでは解決できることがあまりにも少ないという現実に気付くのだった。
言葉を交わせば分かり合える。争いは何も生まないのだから――聖良の理想は残酷な現実を前に打ち砕かれる。 成し遂げたい目的があるのならば何ものにも阻まれぬ力を手にし押し通すしかない。たどり着いた答えは、 皮肉にも彼女が否定する貴族たちと本質的に全く同じだった。理想と現実の狭間で迷う彼女の心は、エナジーに蝕まれ次第にバランスを崩していく。 理想の末に悪性を完全に排した無痛で不感症の真っ白な世界。現実の果てに傲慢な力により他者を隷属させ争いを奪い去る閉ざされた世界。 彼女の求める未来は、もはやどちらも行き止まりである。
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