※ゲージ増加量は、必要BE値100の25%相当 ※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
以後イベントクエストは鍵付きクエストに追加され、個別の復刻は無し
※ネタバレ注意
フラム・エンティティの日常は五常に殉じる為の鍛錬と戦 いに塗り潰されていた。そんな折に持ち掛けられた異世界 の海の調査依頼は、彼女には馴染みのないバカンスの雰囲 気を色濃く持っていた。前を見つめ、歩き続けていた彼女 は、この日ばかりは足を止めて、自らを見返している。そ の心は不安で揺れており、安心する誰かが声をかけてくれ るのを童女のように待っている。
バカンス中の鍛錬を禁止された彼女はフラストレーション を溜め込んでいた。仲間と遊びに興じていても、いつの間 にか自らを鍛えることに意識が向いてしまう。『世界を平 和にしたい』と願った彼女は、平和なひと時を窮屈に感じ てしまう。そんな皮肉的な真実に気づいたとき、彼女は波 間で揺蕩うイルカのフロートを見つけた。その瞬間、フラ ムは思いだす。最近、誰かの影響で煩雑な気持ちを抱いて いる事に……。
波間に打ち上げられたイルカのフロートに、フラムは『ス ルトル・ドルフィン』と名を付けて、他愛のない『鍛錬ご っこ』を続けていた。不慣れなバカンスにもいつしか慣れ が生まれ、平穏なひと時の大切さを、彼女は本当の意味で 理解する。平和になった世界のビジョンが少し明確になっ たとき、彼女はふと、『乙女としての幸せ』に思いを巡ら せる。その視線の先には、よき友となった一人の男性の背 中があった。
穏やかな海を無粋に荒らす怪しい影に、年相応の少女の心 は苛烈な正義感に焼き払われ、塵と化す。共にあったお気 に入りのイルカのフロートは悪を砕くための武装へと変化 し、正義の行使を強要する。本来ならば無邪気に海を楽し むために作られたはずの玩具だが、彼女の正義はそれを歪 め、燃え上がらせる。歪みを持った五常は、どこまでも熱 く狂う。
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