天穹ノ彼方の錬星郷「ソラカナ」攻略まとめ Wiki

魔導錬成術師『カノウ・ミユ』。百六十年前に採取された
特殊異形体の構成組織から再構築された錬成武装『レーヴ
ァティン』の適合者である彼女は、冥界と呼ばれる異世界
の技術『魔導錬成』により、魔剣の力を限界以上まで引き
出すことを可能とし、本来ならば猛毒である汚染エナジー
を内包し、自在に操る。彼女が多くの戦いを経て洗練して
きた錬成技術の能力も合わさり、その戦闘力は最強格とし
て名を連ねるに相応しい。しかし、膨大な力は彼女自身の
魂を破壊し、周囲に破滅を撒き散らす。だから、本来この
力が使われることはあってはならない。

異形体■■・■■■■■は、刹那とはいえ、超越者として
の階梯をのぼった存在である。魔導錬成によりその力を獲
得した美優は、彼女自身が持っていた才覚も合わせ、■■
筆頭にも比肩するほどの『適正』を有している。錬■術師
がその身に宿る■から力を獲得するのに対し、異形体は膨
大な力を内包しながらも一応の底が存在するという点で錬
■術師に劣るものの、一度に放出する力の量という点では
人の枠を壊した異形体が勝る場合もある。それはそのまま
美優にも適応され、あるいは状況次第で魔導錬成術師『火
能 美優』は、■■にも届き得る。

魔導錬成により獲得する力は、汚染されている。たとえど
れほど強大であろうとも、自身の魂を擦り潰し、周囲の人
々へ害悪を撒き散らす力を美優が使うことはない。それ
は、自分との明日を願ってくれる大切な人の気持ちを踏み
にじる行為だから。彼女は、勝利だけしか残らない人の死
に満ちた未来など決して選んだりはしないから。もし、そ
の道を彼女が選ぶとすれば、それは彼女の心が絶望に支配
された時。けれど、そんな時が来ることなどありえないと
美優は確信している。何よりも心強い『希望』はいつだっ
て傍にいてくれるのだから。

強欲を司るアワリティアの戦士として、美優は自分と、自 
分の大切な人が願う明日を求める。その為ならば、どこま
でだって強欲になれる。そんな彼女の内で、怠惰を司るア
ケディアの戦士■■・■■■■■は自らが表舞台に立つよ
うなことがないように願う。自分は既に敗北し、絶望した
から。自分より、希望に寄り添い絆を信じる美優こそが未
来を築くに相応しいと思うから。そんな二人だから魔導錬
成を成し得た。そんな二人だから、こんな力には二度と頼
ってはいけないと知っている。故に、魔導錬成術師『火能
美優』はIFの存在しかない。