※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
真里亞は人一倍、文化祭を楽しみにしていた。なぜなら今 回も輝星院アルネがメイドとして参加する店に、リニュー アルした新しいメイドの服装で参加することになっていた から。メイドに犬の耳と肉球がついたグローブ、そして尻 尾がついたその服装はとても可愛らしく、仲間達も似合っ ていると褒めてくれていた。指折り数えて晴れの日を待つ 真里亞は、日に何度もその服装を試着するので、汚してし まわないかと心配されてしまうほどだった。
文化祭当日の朝、真里亞は輝星院アルネにアニマルカフェ のユニフォーム姿を見せにいった。このところ色々なこと が重なり忙しかった彼女に、なかなかその姿を見せるタイ ミングがなかったのだ。久しぶりにたっぷりと話すことが 出来たアルネは、ドッグ風のメイド姿をとても気に入って くれて、優しく頭を撫でてくれた。嬉しさで、お尻につい た尻尾を振って大喜びした真里亞は、絶対にアニマルカフ ェを大成功させようと心に誓うのだった。
文化祭が始まると、真里亞は輝星院アルネと共に大賑わい のアニマルカフェでメイドとしてかいがいしく働いた。も ともと人と話すのは好きだったし、頼まれていたものをテ ーブルに届けるとみんなが笑顔になってくれるのがたまら なく嬉しい。楽しすぎて他の人の分まで働いてしまうの で、仲間達もとても感謝してくれて、それもまた嬉しかっ た。褒められることが大好きな彼女は、この接客という仕 事にとても向いているのかもしれなかった。
アニマルカフェで大活躍した真里亞は、つかの間の休息時 間に、ご主人様と慕う男の姿を見つけた。先ほどあったと きは時間がなくてゆっくり話すことが出来なかった彼は、 優しく微笑みながら真里亞の服を、よく似合っていると褒 めてくれた。天にも昇る気持ちで、尻尾を振って喜ぶ真里 亞。グローブ越しであるとは言え彼と手をつないで歩き、 文化祭を見学してまわったその日のことは、彼女にとって 忘れられない思い出の一つとなったのだった。
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