※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
_ _ ハロウィンを控えた日の夜、パティはデュオに可愛い衣装 をねだった。困りつつも嬉しそうに衣装を選ぶ母の顔を見 上げて、彼女は心の中に広がる幸せを噛みしめる。機械の 処刑によって狂った生死感に捕らわれていた少女は、母と の再会によって人間性を取り戻しつつあった。しかし、母 が選んだ衣装を『アミークラ』の基準に合わせて改造しよ うとするパティの思考は、未だに憧れのラブドール達に汚 染されている。遂にはスカートを破棄しようとした彼女 に、母は焦りつつ『彼は可愛い方が喜ぶ』と語る――その 瞬間、少女の初恋がハサミを持つ手を止めた。
_ _ 機械都市の処刑により心を壊し、機械への変異を望んでい たパティは、一時期重度の栄養失調により入院したことが あった。彼女はそれ以来、母と呼ぶ『デュオ・マーテル』 を始めとするアミークラから食事状況を監視されており、 ハロウィンイベントでは大量の高カロリー食品が贈られ た。パティは同居中のフルカとトトに見守られる中、終焉 装置謹製のチョコバーをほおばりつつ、お腹の肉を指先で 確認する。出会いと恋によって人らしく生きていこうと決 めた少女は、ぜい肉を恐れつつ、心配そうに見つめるアミ -クラを見つめて苦笑するのだった。
_ _ ハロウィンの夜、パティはフルカを連れ出して、人々が笑 い合う景色の中を歩いていた。第四世界では見られなかっ た機械と人の関係を見つめつつ、彼女は繋いだ手の先に人 の心を持つ機械の存在を感じる。自分の処刑を遂行した拷 問器具と手を繋いでいる今の姿は、心を失いたいと願って いた日々とはまるで違って、パティは自分が生まれ変わっ たかのような感覚を得る。きっと、いつか彼女はフルカに 『あなたが居てよかった』と言ってあげられるだろう。そ の為に、パティは自分なりの方法で、拷問器具の過去を持 つ機械に接していく。
_ _ パティはもう、人間らしく生きることから逃げようとは思 っていません。ちゃんとご飯も食べてます。マスターちゃ んと出会って、ヴィロさんとチャナ様が私が人で在ること を望んでくれた。ママが戻ってきてくれて、トトちゃんと フルカちゃんが一緒に住むようになって、アミークラの先 輩たちは優しい気持ちでパティのことを思ってくれてまし た。先輩たち、ずっとパティのことを『人間様』って、呼 んでくれてたんですよ。こんなに幸せを望まれたら、機械 になんてなれませんし……それに今は、マスターちゃんの カノジョに、なりたいし……にはは。
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