※LBゲージの数値についてはFAQをご覧ください。
※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
_ _ 特異錬成術師に保護され、彼を父と呼び慕うララには、暗 い過去と記憶が存在する。養父に命じられるまま幾千の命 を虐殺した『屠殺姫』にして、タナトスへの『生贄」とな った暴走錬成術師。彼女の槍は数多の血で濡れており、悪 意に破壊し尽くされた心は罪なき代理人格を生み出した。 そんな、初めてのピクニックを夢見て心躍らせるだけの少 女には、遠くない未来に心の治癒による地獄の追体験とい う罰が待ち受けている。破滅が約束されたララを救う方法 など無く、彼女が得た初めての親友は神に祈る――全ての 罪に等しい罰が与えられぬ世界を願って。
_ _ 血を浴びて笑った過去がある。瞳は曇り、ただ父親の声を 貰うためだけに多くの命を喰らいつくしていた。ネビロス 国での私は『天の七座』と謳われる貴族の一人だったけれ ど、国外ではマルコシエスこそがそう呼ばれていたことを 知っている。信仰戦争は屠殺の姫を信仰深き者として称え た……今でも下らないと思う。殺せば殺すだけネビロス国 の民は喜んだが、私のことは蔑んでいた。私の目を見つめ てくれた者はいない。私の槍から目を逸らさなかった者は いない。人間の仲間外れ――ララ・ラプラスを愛してくれ た人は、誰もいなかったんだよ。
_ _ 生まれた時、手には槍があった。父親に声をかけてもらう には、私は人を殺す必要があった。殺すのが得意にならな ければ、檻の中で血を吐くまでけられるだけだった。人と してではなく、ただ槍として……歪な形でも愛してもらう ためには、この槍を握るしかなかったの。壊れてしまう 前、私はベットで眠ったことがない。手を握ってもらっ て、目を閉じたことはない。愛していると抱き締めてもら ったことはない。こんなに優しく、大切にしてくれたの は"お父さん"が初めて……だから、ララは壊れたことが幸 せなの。愛するあなたと出会えたのだから。
_ _ 異世界の空で、お父さんと一番星を探している。屠殺姫と して話していても、おとーさんは手を握ってくれた。最期 まで、私の目を見つめてくれた。愛していると言ってくれ た。娘のような存在に対するものでも構わない。屠殺姫は 人間として愛され、生まれてきたことを肯定された。愛し ている。私も、ララも、お父さんを愛している。ララから 分離し、輪廻から外れて消える定めが待っていても、たっ たひとつの温もりが私の希望になる。これだけで充分に救 われたの……なのに、”救済の名”が私の手を掴む。ねぇ、 お父さん……私は消えなくてもいいの?
第二世界ネビロス国にて天の七座に数えられた英雄姫が、 特異錬成術師の能力によって現在のララ・ラプラスと合一 し、その真なる力を発現させた姿。かつては紅の血にまみ れ信仰を示した槍は、大切なものを守るための力となり、 壊れたララ自身に定めらていた破滅を超える。なお、彼女 が救われるのに至るまでに"救済の名"と呼ばれるものが使 用されたとされるが、それがなにかは現在まで解明されな いままである。
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