※同じタイプでも多少の誤差があるようなので参考程度に留めておいて下さい(要検証) ※Lv1の数値は全タイプ共通です。 ※ステータス値を記載、コメントしてくださる方はステータス上昇系のマテリアを外した値を記載するようお願いします。
※ネタバレ注意
『アスタロッテ』。彼女はタナトスによって滅亡した異世 界の国家『サルガタナス』に生まれた後、『ネビロス』に 渡った移民であるという記録が残っている。その他の来歴 は謎に包まれており、本人も『何もしてなかった』と語る のみで、タナトスの元から特異錬成術師に救出され、天使 であることが発覚した後も、アルケミーでだらだらと怠け つつ過ごしている。普段は立ち上がることすら稀だが、屠 殺姫と呼ばれる開放都市の人間を気にかけており、彼女を 目にすると怠けるのをやめて働く素振りを見せる。
第二異世界の『サルガタナス』『ネビロス』は既に滅びた 国家である。両国では開放都市特有の信仰があり、Ba'alと 呼ばれる第二異世界の主神となる存在の他に、第二席の神 として『アスタロッテ』を置き、祈りを捧げていた。彼女 はその信仰対象本人であり、サタナキアがタナトスに支配 された際に封じられた天使の一人である。彼女は侵略者に 取り付けられた『神の力を封じる鎖』の数が他の天使より も多く、現在は膨大なエナジーを未熟な錬成術で行使する 以外に戦う術を持たない。
アスタロッテがまだ天使として『ネビロス王国』を守護し ていた時代、彼女には自らの権能を分け与え、侵略者を退 ける英雄として国を託した赤子が居た。しかし、その赤子 は国王ネビロスによって歪められ、人として扱われず、殺 戮の為にしか運用されることはなかった。神の死後、力の 大部分を失っていたアスタロッテはネビロスの動向を見守 ることが出来ず、侵略者の鎖に捕らわれた日に初めて、自 分の国を託した赤子の心が壊れる瞬間を目の当たりにす る。その時から、彼女の心は天使の権能を扱う術を忘れて しまった。
アスタロッテは第二異世界で、神から与えられる『魂の名 前』を人間に与える役割を担っていた。主神Ba'alの死後、 力を失った彼女は民に名を与えることをしなかったが、特 異錬成術師との接触後は再び、子供に魂の名前を与えるよ うになる。それは天使の権能の復活を意味し、彼女らの神 『Ba'al』の概念が何処かで残留していることを意味する。 しかし、彼女は取り戻した天使の力を神の復活や開放都市 の為に振うことはせず、特異錬成術師の求めがあった場合 のみ、その力を発揮すると宣言している。
かつて『ネビロス王国』を守護していたアスタロッテが天 使として与えられていた祝福の力が特異錬成術師の能力に よって強化された姿。侵略者によって取り付けられた忌々 しい鎖はいまだ残っているが、アスタロッテが望めば容易 く引き千切られ、遠い昔に信仰の対象となっていた天使の 権能を遺憾なく発揮することができるだろう。ただしアス タロッテ本人は『魂の名』の浄化に注力し、その反動によ って日中はだらしない姿を晒すことを止めようともしない ままであった。
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示